アジア最大級のスペシャルティコーヒーの祭典が東京に集結
東京都港区に本部を置く一般社団法人日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)は、2025年9月24日から27日まで、東京ビッグサイトにて「SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション2025」(通称:SCAJ 2025)を開催することを発表しました。昨年のイベントでは75,217名が来場し、今年はさらに多くの訪問者を見込んでいます。
多彩な出展者が一堂に会する大規模なイベント
本イベントは、37の国と地域から450社以上の出展者が集まる、かつてない規模のスペシャルティコーヒーエキシビションです。会場となる東京ビッグサイト南展示棟の1から4ホールを使用し、コーヒー豆や関連製品、最新の焙煎・抽出器具の展示が行われます。来場者は、出展者から直接コーヒー豆について学ぶだけでなく、実際に焙煎機やエスプレッソマシンなどを使って、さまざまなコーヒーを体験することができます。
「Coffee Village」で地域の魅力を発見
特に目を引くのが、全国の小規模ロースターやカフェが集まるエリア「Coffee Village」です。今年で7回目を迎えるこのエリアでは約180社が参加し、アットホームな雰囲気でコーヒーの楽しさを発信します。地元ならではの独自の焙煎方法やユニークな商品の数々をぜひ体験してください。
日本一を決める熱き戦い
SCAJ 2025では、バリスタ日本一を決める「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 2025」や、サイフォニストの世界一を決定する「ワールド サイフォニスト チャンピオンシップ 2025」など、多数のチャンピオンシップが同時に開催されます。業界のトッププロたちによる熱戦が繰り広げられる注目のイベントです。
多様なセミナーやイベントが充実
会期中は「第11回利き珈琲選手権」や特別セミナーも予定されています。全国から集まった焙煎士たちが利き珈琲に挑戦し、カッピング技術を競います。また、SCAJサスティナビリティ委員会によるコーヒー農業の持続可能性に関するセッションも実施される予定です。
新商品が集結する特別コーナー
出展者の新製品を集めた特設コーナーでは、一般投票や審査が行われ、最も注目される商品にアワードを贈ります。これにより業界全体のレベルアップにつながることを期待しています。
サステナビリティへの取り組み
初めての試みとして、会場で発生するコーヒー粉や使用済みの紙コップの回収が行われ、リサイクルや再資源化に繋げる取り組みがなされます。これにより、コーヒー産業の持続可能性を意識したイベントとなります。
参加方法と詳細
参加希望者は、2025年8月13日から事前登録が可能で、登録すると2000円で入場できます。日程や各種イベントの詳細は、SCAJの公式ウェブサイト(https://scajconference.jp/)で確認できます。
本イベントを通じて、スペシャルティコーヒーの魅力を広めるとともに、コーヒーを愛する人々の交流が生まれることを期待しています。皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。