母の日の新しい価値を発信するキャンペーンがスタート！

母の日を新たにアップデートする「#母最高かよ」

一般社団法人母親アップデート（東京都世田谷区）は、母の日に向けて新たな価値観を提案する「#母最高かよ」キャンペーンを開始します。この取り組みは、2025年5月11日（日）朝8時8分から始まり、X（旧Twitter）を通じて「母最高」と感じる瞬間やエピソードを共有することを目的としています。

キャンペーンの背景

近年、育児に対して「子どもは育てたくない」という考えを持つ若者が増加しています。
日本大学の調査によると、15〜39歳の若者の52％がそのように回答しています。このような現象の背後にある一因は、母親に対する厳しい期待や役割分担が影響していると考えられます。「母親は家事と育児を両立させるべき」といった固定観念が、若い世代に重圧を与えているのです。

しかし、母親という立場において、「完璧さ」を求める必要はないと私たちは思っています。ありのままの自分を受け入れ、自身の感情に素直になり、大切にしたいことを大切にできる瞬間があれば、それが「母親であってもいいんだ」という自信につながります。晴れやかな気持ちが日常に溢れると、ふと「母親って最高かも」と感じることもあるでしょう。

このような背景から、「#母最高かよ」キャンペーンは、それぞれの母が心地よく自由に表現できる社会を目指しています。

キービジュアルと表現手法

キャンペーンのビジュアルは、水彩作家のyukkoが手がけたもので、淡い色使いとともに多様な母親像を描写しています。キャリアを重視する母親や、子育てに情熱を注ぐ母親、自らの趣味を大切にする母親、仲間と共に支え合う母親など、さまざまな姿が形で表現されています。これにより、「こうあるべき」といった固定観念ではなく、「ありのまま」の母親像が優しさとなって描かれています。