女子デフサッカーに新たな風山本典城監督が就任！

新たな挑戦、デフサッカー女子日本代表監督に就任した山本典城氏

ケイアイスター不動産が支援するケイアイチャレンジドアスリートチームに所属する山本典城氏が、一般社団法人日本ろう者サッカー協会（JDFA）の女子デフサッカー日本代表監督に就任しました。これにより、山本氏はデフフットサル女子日本代表監督と両方の役割を担うことになります。

背景と実績

新監督の山本氏は、これまで数々の成功を収めてきました。2023年に行われた第5回女子デフフットサル世界大会では、見事に女子チームを初優勝へと導き、最優秀監督賞も受賞しました。また、デフフットサルが正式競技として採用されることが決まった2024年3月に開催される第20回冬季デフリンピック競技大会では、5位という好成績を収めています。

これらの成果を考慮し、JDFAは山本氏の監督就任を決めたとのこと。この役割を通じて、女子デフサッカーの強化と、2025年11月に行われる東京2025デフリンピックでの優れた成績を目指します。全力で金メダル獲得を狙う意気込みを語る山本氏の姿が印象的です。

山本典城氏のプロフィール

山本典城氏は、2020年にケイアイスター不動産に入社。これまでの大きな業績は以下の通りです：

- 2013年：デフフットサル女子日本代表監督就任
- 2015年：第3回女子デフフットサル世界大会（タイ）で6位
- 2019年：第1回女子デフフットサルアジア大会（タイ）で優勝
- 2023年：第5回女子デフフットサル世界大会（ブラジル）で初優勝し、最優秀監督賞を受賞

山本氏はデフフットサル、デフサッカーを通じて数々の経験を積んでおり、デフ女子フットボールの未来に寄与するために全力を尽くすとのコメントを発表しています。

監督としての意気込み

山本氏は、デフフットサルとデフサッカーの両方を指導する責任の重大さを感じており、過去の経験を活かして選手たちが自信をもって競技に臨めるようにサポートすると語っていました。また、選手たちの躍動のために適切な準備を整え、結果を求める姿勢を強調しました。彼が掲げる「誇り」「覚悟」「団結」「礼節」「責任」に基づいて、日本代表として戦い続ける意志を示しています。

ケイアイチャレンジドアスリートチームについて

ケイアイチャレンジドアスリートチームは、障がいを克服し、その先にある高い目標へ挑戦することを理念に掲げて設立されました。2019年から活動を開始し、現在は9名のパラアスリートが所属しています。デフフットサルやデフサッカーといった競技で活躍しており、社会への認知向上を図るためにイベントや体験会を積極的に実施しています。