オレンジ流の9年
2024-12-01 13:19:15

災害支援の新たな形、オレンジ流在宅医療の9年間の実績

災害支援の新たな形、オレンジ流在宅医療の9年間の実績



能登半島沖での地震から、まもなく1年が経とうとしています。この切迫した状況下で、福井県福井市に本拠を置く医療法人社団オレンジは、新たに災害支援に関するレポートを公開しました。このレポートは、これまでの9年間にわたる支援活動の記録であり、特に3つの「Be」に基づくオレンジ流の在宅医療がどのように機能しているかを示しています。

オレンジ流の「3つのBe」


このレポートの中心には、災害支援におけるオレンジ流在宅医療の「3つのBe」があります。これらは、

1. Be aware of how to live at home - 急性期でも暮らしの見立てを忘れない。
2. Be making a real lived-in feel - 避難所は施設ではない。
3. Be thinking through - 一緒に悩み考え続ける。

この姿勢は、私たちが災害時においても人々の暮らしを支え続けるために不可欠なものです。自然災害に対して、オレンジグループは迅速な医療支援だけでなく、生活全般のケアを提供することを目指しています。

過去の災害支援から学んだこと


オレンジグループは2016年の熊本地震を皮切りに、2018年の西日本豪雨や北海道胆振東部地震、さらには2019年の令和元年房総半島台風といった複数の災害でも支援活動を行ってきました。この経験をもとに、能登半島地震での活動を具体例として紹介しています。

能登半島地震での取り組み


この地震は、高齢化率が高い地域に甚大な被害をもたらしました。特に輪島市では、人口の約半分が避難所で生活を強いられていました。そこで私たちの在宅医療チームは、被災者の既存の疾患状態の管理や、新たなコミュニティを作るサポートを行いました。支援活動は、急性期、慢性期、復興期それぞれで異なるアプローチが求められます。

得られた成果と今後の課題


これまでの取り組みから得られた成果として、支援体制の強化、個別のケアの充実が挙げられます。しかし、能登半島震災の課題として「コーディネーター人材育成」及び「価値観共有」の重要性が浮き彫りになりました。

発信とボランティア活動


私たちの活動が世の中に広まることで、ボランティアの参加や新たな協力が生まれました。特に、SNSやレポートを通じての情報共有が、支援活動の裾野を広げる一因となっています。

次なるステップ


このレポートはあくまで第一弾であり、今後は復興期に主眼を当てた第二弾レポートの発表が予定されています。引き続き、私たちの活動を通じて、災害支援における在宅医療の重要性を伝えていきたいと考えています。

医療法人社団オレンジは「人の暮らしをBe happy!に」というテーマのもと、皆さまに寄り添い続けます。どうぞご期待ください。


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会社情報

会社名
医療法人社団オレンジ
住所
福井県福井市田原1-2-20
電話番号
0776-21-3333

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