キッズデザイン賞受賞作品発表
2016-07-08 14:00:07
「第10回キッズデザイン賞」受賞作品297点を発表!子育て支援の新たなデザインが集結
第10回キッズデザイン賞の受賞作品298点が発表される
子どもや子育てに関わるデザインが重要視される中、「第10回キッズデザイン賞」が発表されました。選ばれた受賞作品は297点に及び、今後の子育て支援や教育にどう貢献するのか、その可能性に期待が寄せられています。本記事では、受賞作の特徴や趣旨について詳しく解説します。
新設された東京都知事賞
今年のキッズデザイン賞では、新たに東京都知事賞が創設されました。この賞は、東京都が子どもの安全を重視した商品の開発・普及を目的にする活動の一環として導入されたもので、特に都内の中小企業からの応募を対象としています。優秀な作品に授与されるこの賞は、今後の安全な商品開発を推進することを目指しています。
応募部門の再編
これまで8部門で定義されていた応募部門は、より理解しやすくするために3つに集約されました。具体的には、以下の3つの部門に分かれています。
1. 子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門
2. 子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門
3. 子ともたちを産み育てやすいデザイン部門
この組織的な改編は、審査や応募をよりスムーズかつ明確にすることを目指したものです。
審査委員に新たな顔ぶれ
審査委員には新たに、コミュニケーションディレクターでありアートディレクターの森本千絵氏が加わりました。自らも子育て中である彼女の視点が、今後の受賞作品選定に新たな視角をもたらすことでしょう。
発表・表彰式について
受賞作品の発表と表彰式は、8月29日(月)に六本木アカデミーヒルズで行われます。この授賞式では、特に優れた作品に対して各大臣賞が授与される予定です。最優秀賞には「内閣総理大臣賞」が与えられ、他にも「経済産業大臣賞」や「少子化対策担当大臣賞」など、多数の賞が存在します。受賞作品の一覧は、公式サイトでも確認可能です。
キッズデザイン賞について
キッズデザイン賞は、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会によって2006年にスタートした制度です。主な目的は、子ども目線で考えられた優れた製品やサービスを広く社会に周知することです。具体的には、「子どもが安全に暮らす」「子どもが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会」を実現するためのデザインを評価しています。対象とする製品には、乳幼児用品だけでなく、大人向けの製品でも子どもに配慮されたものが含まれます。
このように、キッズデザイン賞は単なるコンペティションではなく、今後の社会に向けた重要なメッセージを内包しているイベントでもあるのです。受賞作品を通じて、私たちの未来にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。受賞者の発表はもちろん、受賞作品にどのような革新性があるのか、今後も追いかけていきたいと思います。
会社情報
- 会社名
-
特定非営利活動法人キッズデザイン協議会
- 住所
- 東京都港区虎ノ門3-4-10虎ノ門35森ビル7階
- 電話番号
-
03-5405-2141