日本の夏を体験
2017-07-31 10:35:51

台湾・香港からの観光客が楽しむ日本の夏、花火大会ツアーの魅力

近年、台湾や香港からの観光客が日本の夏の風物詩である花火大会や夏祭りに高い関心を寄せています。この夏、特に注目されたのは、台湾・香港人向けの「花火大会&夏祭り」体験ツアーです。このイベントの企画は、台湾人を対象に行ったアンケート調査に基づいています。調査結果によれば、参加希望者の約60%が花火大会と夏祭りに参加したいと回答しており、その熱意が形になりました。

ツアーの舞台となったのは、葛飾納涼花火大会で知られる柴又。映画『男はつらいよ』で名を馳せたこの地域は、日本の伝統的な雰囲気を色濃く残しています。「日本人の風景を感じてみたい」というニーズに応え、今回のツアーが決定しました。参加者は、古き良き日本の風情を存分に楽しむことができると同時に、花火大会の歴史や柴又の魅力についても理解を深めることができました。

ツアーには、台湾からの参加者8名、香港からの参加者3名、合計11名が集まりました。全員が日本を訪れるのは3回以上というリピーターばかりで、特に多い参加者は15回以上の訪日経験を持ち、その旅行の目的も花火大会を楽しむことに特化していました。参加者の中には、家族連れや友人同士、そして一人旅の女性も見られ、多彩なバックグラウンドを持つ人々が集いました。

当日は柴又駅を出発し、花火大会の会場へ向かう途中、ラーチーゴー!編集スタッフが地域の名所や歴史について解説してくれました。到着後は、有料観覧席を予約し、地域の名物である団子や冷たい飲み物が参加者に振る舞われました。さらに、花火に関するクイズ大会が実施され、参加者は楽しみながら知識を深めることができました。

そしていよいよ花火大会が始まると、参加者たちからは歓声が上がり、次々と打ち上がる花火に感嘆の声が漏れました。花火の美しさが、参加者全員にとって忘れられない思い出を作ったのです。特等席から花火を見ることができた嬉しさを語る人々の表情は、どれも生き生きとしていました。

実際に参加した台湾人の母親は、自身の小学校の娘と共にこのイベントに参加し「15回以上訪れた中で、花火大会は忘れられないもの。日本の花火は構成が独特で、台湾の大晦日とはまた違う魅力を感じました」とコメント。大学生の娘と訪れた別の母親は、「日本に来る目的が花火大会であり、市井の祭りの雰囲気を楽しむことができた」と語っていました。また、在日台湾人の社会人女性も「初めて有料観覧席から見ることができ、嬉しい体験ができた」と感激していました。香港からの参加者も、家族での貴重な体験に満足の様子で、屋台でのグルメも楽しめたとのこと。

ジーリーメディアグループは、オンラインにとどまらず、オフラインでも利用者との交流を重視し、日本各地の隠れた魅力を体験できる機会を提供しています。これからも、日本の文化や風習をより多くの外国人に楽しんでもらえるよう、様々なイベントを企画していく所存です。

会社情報

会社名
株式会社ジーリーメディアグループ
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-20-11第一シルバービル5F
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 葛飾区 花火大会 台湾 柴又

Wiki3: 葛飾区 花火大会 台湾 柴又

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。