埼玉県が日本語パートナーズプログラムの参加者を募集開始。

埼玉県は、アジアを舞台に日本語教育の支援を行う「日本語パートナーズ埼玉県推薦プログラム」の参加者を募集しています。このプログラムは、日本国内の人々がアジア各国の教育現場で日本語を教えるという重要な取り組みです。

この事業は平成27年度に始まり、埼玉県と独立行政法人国際交流基金が協力して進めています。埼玉県から推薦される参加者は、主にタイ、インドネシア、ベトナムの教育機関で現地の日本語教師や生徒と共に授業を支援し、文化交流を促進する役割を担います。

参加者募集の概要

今年度は次のような派遣枠が設けられています：

- タイ：3名、令和8年5月から令和9年2月に派遣。
- インドネシア：3名、令和8年8月から令和9年3月に派遣。
- ベトナム：2名、令和8年8月から令和9年6月に派遣。

なお、派遣期間は派遣先の都合により変更される可能性があります。

応募要件

参加希望者は以下の要件を満たす必要があります：
1. 埼玉県在住、在学または勤務していること。
2. 生年月日が以下に該当すること：
- タイ：1956年7月1日～2005年8月27日。
- インドネシア：1958年4月1日～2005年8月27日。
- ベトナム：1956年10月1日～2005年11月26日。
3. 日常英会話ができることが望ましい。

募集期間と説明会

募集期間は、令和7年5月27日から6月27日までです。また利用者がプログラムの詳細を知りたい場合、オンライン説明会が令和7年6月15日（日）10時30分から11時30分に開催されます。内容は、事業の概要、募集要項、過去の参加者による体験談などが含まれます。

詳しい情報や応募に関する事項は、埼玉県の公式ウェブサイトにアクセスして確認できます。

都道府県間の架け橋に

この日本語パートナーズプログラムは、埼玉県とアジア各国の架け橋となる重要な役割を果たしています。参加者が現地で体験することにより、国際理解や異文化コミュニケーションが深まります。また、帰国後も地域にて外国人への日本語学習支援を行い、多文化共生に貢献しています。

プログラムに参加した人の体験談や、実績の詳細なども公式サイトから確認でき、過去には14の国と地域で3548名以上の派遣実績があります。

興味のある方は、ぜひ公式サイトを訪れ、参加申し込みを検討してください。未来の日本語教育を支える貴重なチャンスです！