大豆エキス発酵物による認知機能改善効果に関する最新の研究発表

大豆エキス発酵物による認知機能改善効果：最新の研究成果

近年、高齢化社会における認知症の増加は深刻な社会問題となっています。この問題解決に向け、様々な研究が展開されていますが、この度、東洋発酵株式会社が、大豆エキスを麹菌で発酵させた「大豆エキス発酵物」に、認知機能を改善する効果があることを明らかにしました。

驚きの効果：記憶力と注意力の向上

東洋発酵株式会社は、40歳以上65歳未満の健康な男女60名を対象に、12週間の大規模な臨床試験を実施しました。その結果、大豆エキス発酵物を摂取したグループにおいて、記憶力、注意力、認知柔軟性、実行機能といった認知機能の向上を示すデータが得られました。特に、Cognitraxテストという、認知機能を多角的に評価する検査において、有意な改善効果が確認されています。

メカニズム：抗糖化作用と8-ヒドロキシイソフラボン類

大豆エキス発酵物の有効成分である「8-ヒドロキシイソフラボン類」は、強力な抗糖化作用を持つことが知られています。糖化とは、体内の糖とタンパク質が結合してAGEs（終末糖化産物）を生成する反応で、老化や様々な疾患に関与するとされています。大豆エキス発酵物は、このAGEsの生成を抑制することで、認知機能の低下を防ぐ効果が期待できます。

論文掲載：信頼性の高い研究データ

この研究成果は、国内の権威ある医学雑誌「薬理と治療」にも掲載されており、その信頼性の高さが証明されています。これは、機能性表示食品の開発を目指す企業にとって、非常に重要な情報となります。

ウェビナー開催：詳細を分かりやすく解説

東洋発酵株式会社は、この研究成果に関する無料ウェビナーを開催します。ウェビナーでは、研究の詳細な内容や、大豆エキス発酵物の特長、機能性表示食品への応用について、専門家が分かりやすく解説します。機能性表示食品の開発に関心のある企業関係者にとって、貴重な機会となるでしょう。

誰のためのウェビナー？

このウェビナーは、以下のような方々におすすめです。

認知機能改善に効果のある食品原料に関心のある方
機能性表示食品の開発に関わっている方、または関心のある方
新規の機能性成分を探している方
大豆や大豆イソフラボンを原料とした食品開発に関心のある方
抗糖化、抗酸化作用を持つ食品原料に関心のある方

ウェビナー詳細

日時: 2022年12月7日(水) 14:00-14:30
場所: オンライン(Zoom)
参加費: 無料
* 申込方法: Peatix(URLは省略)