葬儀模擬体験
2017-12-27 17:36:14

学生が葬儀を学び模擬プロデュース体験を実施したインターンシップ

学生が模擬葬儀をプロデュースしたインターンシップ



12月27日、水曜日、愛知県名古屋市に本社を構える株式会社ティアが初の「1Dayインターンシップ」を開催しました。このイベントには8名の学生が参加し、普段あまり触れることのない葬儀というテーマに向き合い、さまざまな意見を交わしました。

インターンシップの概要



このインターンシップは、葬祭業界についての理解を深めるだけでなく、学生自身が模擬葬儀をプロデュースするというユニークなプログラムです。参加者は、株式会社ティアが行った『葬儀に対する意識・実態調査』をもとに、葬儀の必要性について考察しました。続いて『葬儀は本当に必要なのか?』や『大切な人のお別れの仕方』について、論理的にアイディアを出し合うアイディアソンも行われました。

学生たちの反応



葬儀というテーマに対し、初めは困惑する様子も見受けられましたが、徐々に活発な意見交換が行われました。「感謝の気持ちを伝える場がないので、葬儀は必要です」といった声や、「故人の生きた証を残すためにも大切だと思います」といった意見が飛び出しました。これにより、参加者は葬儀の持つ意味を再認識する機会となったようです。

葬儀プロデュース実践



午後には、「ありがとう」と言われる葬儀社を目指す株式会社ティアの葬儀の紹介が行われ、その後、参加者は3つのグループに分かれて模擬葬儀のプロデュースに取り組みました。参加者たちは、午前中の議論を参考にして、故人の人柄を感じられるような感動的な葬儀プランを考えることに挑戦しました。

アイデアの数々



発表の時間には、参加者それぞれが独自のアイデアを紹介しました。例えば、「故人が好きだった釣りのテーマで棺を船の形にし、寄せ書きを書く」というものや、故人の趣味を再現したいという熱意が感じられる内容もありました。中には、「バイクで海に出かける様子を再現した会場を作る」といった具体的なイメージを持つ参加者もいて、多様な意見が飛び交いました。

インターンシップの意義



参加した学生たちは、このインターンシップを通して、自分自身の人生や大切な人を失うことについて深く考えるきっかけとなったと話しています。また、参加者からは「もっと柔軟に葬儀を考えることができるんだと気づきました」といった感想も寄せられ、葬儀に対する新たな視点を得た様子が伺えました。

今後の開催予定



株式会社ティアは今後もインターンシップの開催を予定しており、東京や愛知などで継続的に行っていく予定です。これからのインターンシップも、参加者に自身の成長や気づきを与える場となることでしょう。

会社の概要



株式会社ティアは1997年に設立され、愛知県名古屋市を拠点に葬儀や法要に加えフランチャイズ事業を展開しています。現在、全国に95会館を持ち、414名のスタッフが在籍しています。

会社情報

会社名
株式会社ティア
住所
愛知県名古屋市北区黒川本通三丁目35番地1
電話番号
052-918-8200

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