自然電力グループが組織再編を実施し、2社の新社名を発表

自然電力グループは、再生可能エネルギー分野における競争力をさらに高めるため、組織再編と2社の商号変更を行いました。この再編により、開発から運用管理（O&M）、エンジニアリングまでの一貫したサービスを提供する体制を強化しました。

戦略的再編の背景

2024年3月13日に、自然電力株式会社はドイツのJUWI社が保有する両社の全株式を取得する株式譲渡契約を結びました。この決定は、脱炭素社会の実現を目指して迅速かつ柔軟な組織づくりを進めることを目的としています。これに伴い、組織のエンジニアリング機能や発電所管理機能の統合を実施しました。

新社名の発表

自然電力グループは、以下の通り新たな社名を発表しました。

- 自然エンジニアリング株式会社（旧juwi自然電力株式会社）：EPC事業を担当し、太陽光発電所の開発から設計・調達・建設まで一貫して手掛けます。

- 自然オペレーションズ株式会社（旧JUWI自然電力オペレーション株式会社）：O&M業務とアセットマネジメント事業を扱い、発電所の運営と保守を行います。

改革内容と期待

これらの改革によって、業務の効率化とコスト削減を図り、顧客の再生可能エネルギーへの移行を円滑に支援することが期待されています。自然電力の代表取締役、磯野謙氏は「グループ一体で、高品質なサービスを提供する体制が整った」とコメントし、お客様のニーズに応じた最適な提案を行うことを表明しました。

自然エンジニアリング株式会社の代表取締役ヴァルツェヒャ・ヤン・マーテン氏は、組織再編を通じて成長と発展を確実にしていく意思を示しました。さらに、自然オペレーションズ株式会社の今村裕樹取締役は、高品質なワンストップサービスを提供し、顧客のアセット価値最大化を目指すと強調しました。

未来に向けたビジョン

自然電力グループは、「青い地球を未来につなぐ」という理念のもと、持続可能な未来を築くための取り組みを強化していきます。これは単なる組織の再編にとどまらず、再生可能エネルギーの普及を加速させる重要なステップであると位置づけています。今後も、イノベーションを追求し、顧客の期待に応えるサービスの提供に尽力していく方針です。

再編後の組織体制により、自然電力グループは、更なる飛躍を目指して事業を推進します。