韓国新鋭アーティストが下北沢に集結
韓国からやってきた新鋭アーティスト、YUNSUNG LEEとJunwoo Parkの日本初個展が、下北沢にあるDDDARTで開催中です。この個展は、特に「ムーンアートナイト下北沢」の開催期間中に行われることから、多くの注目を集めています。どうぞ、この機会をお見逃しなく!
YUNSUNG LEEの個展「トルソのコマ」
2025年の9月6日から10月13日まで開かれるYUNSUNG LEEの個展「トルソのコマ」では、彼の代表作が紹介されています。中央大学で美術学士号を取得したLEEは、幼少期からのサブカルチャーや漫画文化の影響を受け、それらを西洋美術と巧みに結びつけた表現活動を行っています。特に注目したいのは、「トルソ・シリーズ」で、漫画に特有のコマ割りを用い、コマとコマの間にある「隙間」に焦点を当てています。
さらに、黄道十二宮の星座をSDキャラクターとして表現した作品や、ラオコン神話を漫画スタイルで再解釈したシリーズも展示されます。YUNSUNG LEEの斬新な視点が光るこの個展は、現代の韓国アートの魅力を存分に味わえる貴重な機会となっています。作品の購入を希望される方は、会場での購入のほか、メールやDMでのお問い合わせも受け付けています。
Junwoo Parkの個展「Two Ways」
9月27日から10月13日までは、Junwoo Parkの個展「Two Ways」が開催され、彼の独自の視点から生み出された二つの創造の流れが展示されます。Junwooは、8つのZINEとそこから派生した絵画シリーズ、さらに草や石など自然の形態を基にしたオブジェと絵画のコレクションを展開します。これらの作品は、野性的な表現や強い感情を描いた作品群が特徴で、中に込められた怒りや悲しみ、さらには顔のない形態など、多様な感情が表れています。これらは一見異なるテーマを持ちながらも、Junwoo自身のアーティストとしての存在を体現しています。
特に初日(9月27日)には、Junwoo本人が在廊し、シルクスクリーンイベントを行う予定です。このイベントでは、Junwoo氏のイラストを元にした2種類のモチーフが用いられるとのこと。詳細は後日お知らせされるようですので、こちらもお楽しみに!
作品購入とオンラインストア情報
YUNSUNG LEE、Junwoo Park両アーティストの作品の販売については、先着順での受付となります。会場での購入やメールでの問い合わせが可能で、オンラインストアも用意されています。作品はそれぞれの展覧会開催期間中に限って購入可能ですが、会期延長に伴い一部の作品のみが掲載される場合がありますので、ご了承ください。ぜひ、オンラインストアもチェックしてみてください。
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下北沢でアートの新しい波を感じ、韓国の現代アートの魅力に触れてみるチャンスです。この2つの個展を通じて、アートが持つ力と多様性を改めて感じさせられることでしょう。次の週末、アートの新しい発見をしに、下北沢へ足を運んでみてはいかがでしょうか?