最新技術トレンドとLPDDR5メモリ設計の課題解決法を紹介！

イベントの概要

株式会社エム・ディー・システムズは、神奈川県厚木市に本社を置くプリント基板設計の専門会社です。最新の技術トレンドについて具体的な取り組みを紹介する「Zuken Innovation World 2024」にて、技術支援部長の小川英智氏が「LPDDR5 メモリのA/W 設計手法及び検証結果」というテーマで講演を行います。この講演では、LPDDR5メモリの設計における課題や、それに対してどのように問題を解決したかが詳しく説明される予定です。

LPDDR5メモリのA/W設計による課題と解決策

LPDDR5メモリの設計は、次世代の高速データ転送が可能なため、非常に注目されていますが、その設計には多くの課題が伴います。本講演では、特に失敗事例やその際に直面した問題について焦点を当て、それらの問題をどのように解決したのかについて具体的な手法を紹介します。

講演の聴衆

同講演は、開発責任者や電子回路設計者に向けて特に有用な内容となるでしょう。現場での課題解決に役立つ情報や、最新の設計手法が得られる機会です。

定期的な基板設計の実績

エム・ディー・システムズは、年間約200件以上のDDR基板設計の実績を持つ国内でトップクラスの企業です。パソコンやモバイルデバイスのみならず、自動車や医療機器など多岐にわたる分野で基板設計を手掛けており、その技術力には定評があります。

会社の強み

同社は、特に高速デジタル基板のアートワーク設計技術を強化しています。近年では、シミュレーション技術による問題の可視化や配線手法の確立に力を入れています。具体的には、以下のような活動を通じて進化を遂げています：

- JEDEC規格の調査および設計手法の研究
- シミュレーション環境の整備と設備投資

これらの成果により、現在同社はDDR5、LPDDR5/LPDDR5Xの設計やシミュレーションでの動作検証が可能なのです。

今後の展望

同社は、日本のものづくりを支える存在として、今後もさらなる技術革新を追求し続けます。また、増え続けるグローバルな需要に応えるため、海外展開にも力を入れていく方針です。これまでに500社以上の日本企業と協力し、5万件以上の基板設計を提供してきた実績を土台に、業界のリーダーとして新たな挑戦へと舵を切ります。

イベント情報

「Zuken Innovation World 2024」は、2024年10月17日から18日まで横浜ベイホテル東急にて開催されます。参加は無料ですが、事前の登録が必要ですので、興味のある方は早めに申し込むことをお勧めします。

こちらからお申し込みが可能です：Zuken Innovation World 2024