がん医療支援サービス
2025-06-03 11:42:44

新しいがん医療支援サービスのスタートが期待される!

新たなPMS支援サービスのご紹介



新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社(以下、PRiME-R)は、がん領域に特化した製造販売後調査(PMS)の支援サービスを開始しました。この新サービスは、自社開発のCyber Oncology®を基にしたCyber PMSにより、製薬業界におけるPMSの効率化を図ります。

背景にある製薬業界のニーズ



昨今、製薬業界ではリアルワールドデータ(RWD)の活用が進んでおり、PMSにおいてもその重要性が高まっています。PRiME-Rは2023年に製薬会社と協力し、PMSにRWDを利用する新たなモデルを構築しました。この取り組みは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)との相談や、IQVIAジャパンの知見を取り入れたことから、効果的なソリューションとなっています。

新サービスの特長



PRiME-RのCyber PMSは、電子カルテ端末から直接起動でき、PMSで必要とされるデータ収集機能を備えています。これにより、医療機関は従来のように複数のシステムにデータを入力する必要がなくなり、入力負担が軽減されます。Cyber PMSはER/ES指針に基づいた機能を提供し、監査証跡や電子署名、アカウント管理などの要件を満たします。

また、Cyber PMSは電子カルテと接続されており、薬剤や検査データを自動で取り込むことが可能です。これにより、入力ミスを防ぎ、正確なデータを収集できます。特に、全ての項目が選択式になっているため、誤記によるクエリの減少やコーディング作業の省略が期待されます。

フィージビリティ調査による効率化



さらに、PMSを開始する前に、Cyber Oncology®に蓄積されたデータを利用してフィージビリティ調査を実施できるため、事前に症例数を予測し、必要最小限の医療機関でPMSを行うことが可能になります。これにより、コストや稼働効率を高めることが期待できます。

今後の展望



医療DXへのニーズが高まる中、2024年4月には医師の働き方改革が施行されます。本サービスは、RWDをPMSに活用する先駆的なソリューションとして、今後の普及を目指しています。医療機関の負担を軽減しつつ、高品質で効率的なPMSの実施に寄与することを目指しています。さらに、IQVIAと共同でのワンストップサービスの提供についても引き続き検討を進めます。

この新しい試みは、がん治療の領域だけでなく、今後の医療の現場においても重要な役割を果たすことでしょう。


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会社情報

会社名
新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社
住所
京都府京都市左京区吉田本町36番地1
電話番号

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