Monotypeの挑戦
2025-04-21 11:22:09

Monotypeが国際タイポグラフィカンファレンスに登壇 - デザインの未来を語る

Monotypeが国際カンファレンスに登壇



Monotype株式会社は、近年、デザインの重要性がますます高まる中、国際的な舞台での発信を強化しています。2025年4月22日から26日までデンマークのコペンハーゲンで開催される「ATypI 2025 Copenhagen」において、シニア・タイプデザイナーの土井遼太氏とTao Di氏が講演を行います。

プレゼンテーションの概要



本セッションでは、多言語対応の必要性と、中国語、日本語、韓国語からなるCCJKのデザインの課題に焦点を当てます。特に、日本語書体デザインにおいて、欧州の学生によるインターンシップを通じて得た知見を元に、現代のデザイン技術について議論します。これにより、今まで解決されなかった部分や、技術進歩による新しいアプローチについて触れることができます。

講演の前半では、APACチームリードの土井氏がインタビュアーとなり、インターン生とともにプログラム中の体験について深掘りします。プログラムに参加した学生の苦労や発見、そして指導者としての視点が交えることで、聴衆にリアルな経験を伝えることを目指します。

後半では、Tao Di氏が漢字デザインの重要性と技術的なヒントを紹介します。言語に関係なく、漢字デザインの基礎知識を学ぶことで、国際的なデザイナーに必要なスキルが向上することが期待されます。

ATypIについて



ATypI(Association Typographique Internationale)は、タイポグラフィと書体デザインを専門とする国際的な団体です。1957年から開催されているこのカンファレンスは、デザインや研究の発表の場としても知られています。さらに、技術と教育に重点をおいたワーキングセミナーも多く行われ、参加者同士の知識の共有が促進されています。

登壇者のプロフィール



土井遼太氏


東京藝術大学デザイン科を卒業後、英国レディング大学で書体デザインを学びました。2015年からMonotypeで働き、企業制定書体の開発やコンサルティングを手掛けています。また、大学での教育活動にも力を入れています。

Tao Di氏


中国出身のTao Di氏は、以前は方正字库で数多くの書体の開発に携わっており、現在はMonotype上海のシニア・タイプデザイナーとして活躍しています。彼の経験と知識は、国際的なデザイン界で大変貴重なものです。

まとめ



Monotypeの土井遼太氏とTao Di氏が登壇する「ATypI 2025 Copenhagen」は、多言語に対応するデザインの重要性や課題に対する新しい視点を提供する絶好の機会です。特にCCJKに関心のあるデザイナーや教育者は、必見のプログラムになるでしょう。タイポグラフィの未来を共に探求しましょう。


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会社情報

会社名
Monotype株式会社
住所
東京都港区北青山3丁目2-4日新青山ビル5F
電話番号

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