ワクチンデマ対策シンポジウムの重要性
新型コロナウイルス感染症拡大の影響が続く中、日本ではワクチン接種が進んでいます。高齢者向けの接種が始まり、さらに職域接種など、幅広い層に向けた接種体制が整えられています。しかし、その裏でワクチンに関するデマや不確かな情報も流布されているのが現状です。
特に、ワクチンの効果や副作用についての情報が過剰に出回っており、その中には根拠のないもので接種の不安を煽るような内容も含まれています。2021年6月には河野太郎内閣府特命担当大臣がこれらのデマについて注意喚起を行うなど、ワクチン情報の正確性を確保することは急務となっています。
このような背景から、一般社団法人セーファーインターネット協会は「ワクチンデマ対策シンポジウム」を開催します。7月15日(木)の13時から15時まで、YouTubeでライブ配信されるこのシンポジウムでは、ワクチンについての正しい知識を得られる内容が用意されています。
シンポジウムの内容
シンポジウムでは、以下のスピーカーが貴重な情報を提供します。
- - 古田 大輔氏(ジャーナリスト、メディアコラボ代表)による「ワクチンデマの具体的事例と影響」
- - 山口 真一氏(国際大学GLOCOM准教授)による「ワクチンデマの分析(最新の研究成果)」
- - 忽那 賢志氏(大阪大学大学院医学系研究科・医学部感染制御学講座)による「適切な接種判断のために必要な情報や考え方」
また、Facebook Japan、Google、LINE、Twitter、Yahooなどのインターネット企業も、自社のワクチン情報に対する取り組みを紹介します。
参加方法
シンポジウムへの参加は無料で、YouTubeで視聴することができます。正確なワクチンに関する情報を手に入れ、不安を解消するためにもぜひご参加ください。
詳細な情報は以下のリンクから確認できます。
最後に
新型コロナウイルスの影響を受ける中、適切なワクチン接種の判断を行うための情報を収集することは極めて重要です。このシンポジウムを通じて、多くの人々が正しい知識を得て、デマに惑わされないようになることを期待しています。ワクチン接種が進むことで、皆さんの安心した生活を取り戻せる日が一日でも早く訪れることを願っています。