日韓若者支援プロジェクトが開催するオンライン「語り場」
特定非営利活動法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)およびAsiaCommonsは、2024年12月から数回にわたりオンラインで「語り場」活動を実施します。この活動は、韓国と日本の若者たちが共に学ぶ機会を提供し、知られざる歴史や体験について考えることを目的としています。具体的には、在外被爆者の記憶や平和への思いに焦点を当てています。
【開催概要】
- - 第1回 2024年12月17日(火)19:00~20:00
- - 第2回 2025年1月18日(土)13:00~15:00
- - 第3回 2025年2月8日(土)13:00~15:00
このイベントは、特に歴史や日韓関係に関心がある高校生、大学生、または20~30代の若者に向けて開催されます。参加者は、各回のテーマに関し、20名程度のグループに分かれて意見交換や学びを深めていく予定です。特に第1回では、企画者による話題提供が行われ、その後参加者とのディスカッションが展開されます。
【在外被爆者とは】
第二次世界大戦中に広島や長崎で原爆の影響を受け、その後帰国または海外に移住した「在外被爆者」は、日本国内外であまり知られていない存在です。しかし、その経験や歴史は、自らのアイデンティティや平和についての理解を深めるための重要な教訓です。今回の「語り場」では、彼らの体験を学びながら、日韓の若者が共に平和な未来を築くための対話を行います。
【参加方法と申込】
参加希望者は、Peatixを通じて申し込みが可能です。第1回は12月17日正午が締切となります。なお、参加は無料ですが、全回参加することが前提とされています。万が一欠席が必要となる場合は、事前に事務局に連絡を行ってください。
録画配信は行われないため、リアルタイムでの参加をおすすめします。参加者同士での意見交換はもちろん、在日韓国人被爆者からの生の声を聞くことで、より深い理解と繋がりが生まれることでしょう。
【主催団体について】
このプロジェクトは、国際協力NGOのACC21と、アジアの交流を促進するNPO法人AsiaCommonsが共同で運営しています。ACC21は、アジア各国での貧困問題の解決に向けた活動を行なっており、国際的な市民社会の形成を目指しています。一方AsiaCommonsは、文化・学術的な背景を持つ個人や団体との交流を通じて、異文化理解や個人の尊厳を尊重する社会を目指しています。
平和な未来の実現に向けて、私たち一人一人ができることを考えることが求められています。ぜひこの貴重な「語り場」にご参加いただき、一緒に未来を築くための第一歩を踏み出しましょう。