ベネッセ、中小企業向けに「Udemy Business チームプラン」提供開始!
株式会社ベネッセコーポレーションは、米国Udemy社が運営する法人向け定額制オンライン動画学習プラットフォーム「Udemy Business」に、5名から20名までの小規模チーム向けの「チームプラン」を新設し、提供を開始しました。
この新サービスは、中小企業や大企業内のチームにおける人材育成ニーズに対応することを目指しており、約12,000の英語講座と約2,000の日本語講座が受講可能です。
背景:高まるリスキリングニーズと中小企業の課題
ベネッセは、2015年からUdemy社の日本における独占的販売パートナーとして、法人向けサービス「Udemy Business」を提供しています。近年、社会人におけるリスキリングへの関心が高まっている中、ベネッセが実施した調査によると、2024年のリスキリングという言葉の認知率は56%と、2022年から2.4倍に増加しました。
特に中小企業においては、従業員のスキルアップに対する意欲が高まっている一方で、人材育成のための予算不足が課題となっています。ベネッセは、このような状況を踏まえ、少人数チームでも利用しやすい「チームプラン」を開発しました。
チームプランの特徴:柔軟性と多様なニーズに対応
チームプランは、5名から20名の少人数チームで利用可能で、専門技術やビジネススキルだけでなく、AWS、デジタルトランスフォーメーション、ChatGPTなど、日本で需要が高い講座も含まれています。
主な機能として、学習者へのコース推薦、コース利用レポート、ユーザー管理ダッシュボードなどが含まれ、管理者は従業員の学習計画、コース登録、進捗追跡、およびコース完了データなどを簡単に確認できます。
さらに、2週間の無料トライアル期間を設けることで、学習に対するハードルを下げ、利用者が20名以上になる場合は「Udemy Business エンタープライズプラン」にアップグレードすることも可能です。
今後の展開:オンライン学習を通じた社会貢献
ベネッセは、チームプランの提供を通じて、中小企業の活性化や人材育成に貢献していくとともに、オンライン学習を通じ、より多くの人が自身の可能性を活かせる社会の実現を目指しています。
米Udemy社のコメント
米Udemy社ニューベンチャー最高経営責任者 リッチ・チュウ氏は、「多くの組織がスキルベースへと移行する中、日本の中小企業の皆様や、大企業内の少人数チームの皆様に対して新たなサービスを提供し、イノベーションやデジタルトランスフォーメーションに貢献できることを嬉しく思います。世界中の数千ものUdemy Businessの利用企業が、チームプランを活用して学習目標を達成し、ビジネス成果を最適化しています。日本の皆様にも、チームプランを通じてさらに貢献できることを楽しみにしています。」と述べています。
「Udemy Business」の概要
「Udemy Business」は、世界22万以上の講座から、日本向けに厳選した約14,000講座を定額で利用できるサービスです。チームプランに加えて、21名以上の法人向けの「エンタープライズプラン」も提供しています。
ベネッセは、「Udemy」および「Udemy Business」を通じて、生涯にわたる学びを支援し、社会と人々の豊かさに貢献していきます。