言葉の本質を探る
2025-07-26 10:18:25

齋藤陽道が届ける言葉の本質を探る新刊『つながりのことば学』

新刊『つながりのことば学』のご紹介



齋藤陽道さんが著した新刊『NHK出版 学びのきほん つながりのことば学』は、2025年7月26日に発売されます。本書は、人気シリーズ「NHK出版 学びのきほん」の最新刊であり、61万部以上の発行部数を誇る教養書の中で、コミュニケーションの「そもそも」について深く探求しています。

齋藤陽道のプロフィール



著者の齋藤陽道さんは、さまざまなフィールドで活躍する写真家です。その活動には、NHKの長寿番組「おかあさんといっしょ」のエンディング曲「きんらきら ぽん」の作詞も含まれており、彼は手話を含むコミュニケーションのプロフェッショナルとして知られています。手話を禁じられた幼少期を経て、高校時代に手話に出会い、その後は写真を通じて他者とのつながりを追求してきました。これまでの経験から、彼が言葉を通じて伝えたいメッセージが込められています。

コミュニケーションの「そもそも」



本書の魅力は、安易なノウハウには頼らず、コミュニケーションの本質に迫る点です。齋藤さんは、「言葉の共有地」「言葉の解像度」「消感動と宿感動」「存在を聴く」といった視点を持ちながら、言葉の重要性を説きます。私たちが日常的に使うコミュニケーションがどれほど深いものであるかを、彼自らの体験を交えて語りかけてきます。

「うまく話すことよりも、大事なことがある」という理念のもと、齋藤さんは著書を通じて「言葉」と「ことば」の違いを意識しています。それは、彼の人生における経験が反映されている部分でもあります。動物との対話や赤ん坊の視線といった、言葉にしきれない瞬間も大切にし、コミュニケーションの本質とは何かを考察します。

本書の構成



本書は、以下の章で構成されています。

1. ことばの共有地
2. 心から離れた言葉
3. 手話との出会い
4. 「見る」と「見えている」
5. まなざしで伝わったもの
6. あなたと私の「共通言語」
7. 相手の存在を聴く
8. ことばは深化する
9. 言葉の解像度
10. 息づく言葉
11. 当たり前を見つめ直す
12. 一人ひとりが持つ「カタリナ語」
13. 「消感動」と「宿感動」

それぞれの章では、齋藤さんの体験をもとに、コミュニケーションの重要性について深く掘り下げています。

まとめ



『NHK出版 学びのきほん つながりのことば学』は、単なる教養書ではなく、他者との関係性に悩むすべての人に向けた、やさしい教えが詰まった一冊です。ぜひ、コミュニケーションの新たな視点を得るために手に取ってみてください。


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会社情報

会社名
株式会社NHK出版
住所
東京都渋谷区宇田川町10-3
電話番号
03-3464-7311

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