不動産投資家向けアプリ「MYHer’s Community」が正式公開

不動産投資家向けアプリ「MYHer’s Community」の正式リリース

2026年1月10日、アーバントラスト株式会社（茨城県潮来市）が「MYHer’s Community（マイハーズコミュニティ）」を正式にリリースする。このアプリは、不動産投資家とDIY実践者のためのコミュニティプラットフォームであり、仲間と共に新たな価値を生み出すことを目指した設計となっている。

アプリの主な機能としては、DIYリフォームに関する学習や受発注、イベント管理、情報共有など、投資家同士のコミュニケーションを円滑にするための様々な機能が用意されている。このように、コミュニティを通じて、入居者の確保や物件の価値向上を図ることも可能になる。

開発の背景

現在、日本では建設業界において職人の不足が深刻な問題となっている。この背景に対し、多くの不動産投資家が自らDIY技術を習得する動きが高まっている。そこで、アーバントラストは、ベトナムのZenS Technology Companyと協力し、IT技術を駆使したプラットフォームの構築を進めた。

このコラボレーションにより、国際的に実績を持つZenS Technologyの技術力と、アーバントラストの豊富な経験が融合し、安全で使いやすいアプリの開発を実現した。

アプリの主な特徴

1. コミュニティ作成機能

投資家同士がテーマに分けてコミュニティを作成し、メンバーの管理やイベントの運営がスムーズに行える。新たなつながりや学びの場を提供します。

2. DIY受発注マッチング機能

DIYスキルを持つユーザーと、物件改修を依頼したい投資家をつなげるマッチング機能を搭載。相互のニーズを安全に形にします。

3. 情報共有・学習コンテンツ

アプリ内では動画講座やレポートを通じて、施工技術やコスト削減のノウハウを学ぶことができる仕組み。実践的な学びを提供します。

4. イベント・勉強会運営機能

リアルでもオンラインでも、各種イベントや勉強会をアプリ内で管理できます。参加者の出欠も手軽に集計可能です。

5. 決済・運営管理機能

受発注やイベント会費の決済をアプリ内で完結できるため、運営者の負担を軽減。無駄な時間を省くことで、効率的に運営を進められます。

今後の展開とビジョン

アーバントラストは、MYHer’s Communityを通じて「建設業界に依存しないDIY職人セカンダリーマーケットの創出」を目指している。今後も、不動産投資家同士が互いに学び合い、協力して価値を創出する新しいエコシステムの構築を進めていく意向を示している。これにより、日本の不動産投資の在り方が変わるかもしれない。