立命館アジア太平洋大学における先進的なAVシステムの導入
立命館アジア太平洋大学(APU)は、さらなる教育の質を向上させるため、新たなAVシステム「IP-NINJAR」を導入しました。このシステムは、学生同士のディスカッションやグループワークの更なる向上を追求したものです。特に、サステイナビリティ観光学部の設立とともに、教室のリニューアルが計画され、進化した教育環境が求められました。
導入の背景
APUでは、教員ごとに異なる授業形式に適したAVシステムが必要とされていました。従来の固定型のAVシステムは、機能が限定され、学生のアクティビティを支えるには不十分であったためです。そこで、汎用性と柔軟性を兼ね備えたAVシステムの導入が検討されました。
課題と解決
既存のシステムでは、グループワーク中の映像や音声に遅延が生じ、参加者がストレスを感じることもありました。そのため、映像と音響を同期させた上で、ユーザーフレンドリーな操作方法が求められました。IP-NINJARはこのような課題を解決し、グループワークの進捗状況を容易に把握できるマルチビュー表示機能を搭載しています。
導入されたライティング
本システムでは、ディスカッションを行うためのクラスターハブを導入し、移動可能なユニットを設置。壁面には短焦点プロジェクター、カメラ、マイク、プレビューモニターを配置し、自由な形での学習環境を提供します。また、講義卓はモデレータステーションとして円卓形式になっており、授業形態に応じて柔軟に対応できます。
システムの操作性
IP-NINJARの導入にあたり、既存システムの操作性は踏襲されていますので、他のシステムと比べても簡単に扱えることが特徴です。教員がシステムを使いこなせるよう、Advanced GUIも用意されており、様々な授業ニーズに応えられる仕組みが整っています。
採用されている製品群
- - 4K@60対応 HDMIエンコーダー CATモデル
- - 4K@60対応 HDMIデコーダー CATモデル
- - 4K@60対応 HDMIトランシーバー 壁面プレート型
- - Danteオーディオブリッジインターフェイス
- - IP-NINJAR マネジメントプラットフォーム
以上の製品が、APUの新しい授業環境を支えています。
まとめ
立命館アジア太平洋大学におけるIP-NINJARシステムの導入は、学生同士のコミュニケーションを促進し、より深い学びへとつなげる重要なステップとなりました。教員からも高評価を得ているこのシステムが、今後どのように進化していくのか、その動向に注目です。
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