FASHION Xが2026年の未来をつくる100社に選出される

FASHION Xが選ばれた理由

株式会社FASHION Xが、日経BP社が発表した「未来の市場をつくる100社【2026年版】」に選出されました。この選出は、AIの進化や社会問題が絡み合う中で、今後の日本の経済や生活に変革をもたらす企業を見極めるためのものです。

FASHION Xの核心

FASHION Xは、2023年に設立されたリユース・リサイクル事業を展開する企業です。東京都大田区に本社を置き、畠山怜之が代表を務めています。同社は、古着の回収を行うためのボックスを設置し、多様なパートナーとの連携を深めながら、東京都内でのサービスを拡張しています。

古着回収の取り組みは、単なる廃棄物の収集にとどまらず、回収した衣類を小売店やクリエイターへの卸し、さらには服飾・美術系学校への提供、児童養護施設への寄付、さらにはアップサイクルを通じて家具やファッション小物などに生まれ変わらせることを目的としています。

この循環モデルにより、FASHION Xはリユースを促進し、持続可能な社会の実現に寄与しているのです。

新たな挑戦への道

FASHION Xは古着だけでなく、ランドセルやぬいぐるみ、小型家電など、回収対象を広げています。特に、郵送でも回収を行うサービスを取り入れることで、これまで参加しづらかった多くの人々がリユースの輪に加わることができる仕組みを作り出しています。

このようなサービスは、暮らしの中で簡単にリサイクル活動に参加できる環境を整えるものであり、個々の生活スタイルとの親和性も非常に高まります。

今後の展望

FASHION Xは、単なる古着回収にとどまらず、若手デザイナーの発見を目的としたプロジェクトや、東京ガールズコレクションでのランウェイプロデュースなど、多岐にわたる事業展開を視野に入れています。これにより、リユース業界の未来をまさに作り出そうとしています。

また、同社が選出された「未来の市場をつくる100社」には、シニア層向けのサービスや教育事業にも焦点を当てた企業が並んでおり、FASHION Xの取り組みがどのように社会の変革に寄与していくのか、今後の動きにも注目が集まります。