北海道上川町のフリーペーパー『KAMIKAWORK』がグッドデザイン賞を受賞
2020年10月1日、北海道上川町が発行するフリーペーパー『KAMIKAWORK(カミカワーク)』が2020年度のグッドデザイン賞を受賞しました。これは日本デザイン振興会が主催する、優れたデザインを評価する権威ある賞です。『KAMIKAWORK』は地域の新しい働き方やライフスタイルを発信することを目的に編集されているフリーペーパーで、今年で2回目の発行となります。
今回の受賞作は、特に冬の長いフィンランドに注目し、ローカルビジネスのアイデアや冬季の楽しみ方、持続可能な暮らしについての取材記事を多数掲載しています。また、上川町に根付く多様で豊かな生き方や、新しいビジネスの挑戦についても豊富に取り上げています。このような内容が、地域の魅力を生かす未来志向の取り組みとして評価されたことで受賞に至りました。
さらに、デザイン面にもこだわりがあり、表紙や挿絵には人気イラストレーターが起用されています。美しく魅力的に編集されている点も、今回の受賞に大いに寄与していると考えられます。
新型コロナウイルスの影響を受け、フリーペーパーを受け取る機会が減少しているため、現在『KAMIKAWORK』プロジェクトでは、公式InstagramやFacebookを通じて、再編集した約1分のショートムービーを配信中です。これにより、多くの人々が気軽に誌面の内容に触れることができるよう努めています。
グッドデザイン賞について
グッドデザイン賞は1957年に創設され、国内外の多くの企業や団体が参加している世界的なデザイン賞です。社会の課題を解決するためのデザインの活用を目指しており、受賞したデザインには「Gマーク」が付与されます。このマークは優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
詳しくは、グッドデザイン賞の公式ウェブサイト(
Gマーク公式サイト)をご覧ください。
町の公式サイトやKAMIKAWORKプロジェクトの情報も是非チェックしてください。
上川町が発信する『KAMIKAWORK』は、地域の情報やビジネスをサポートするための重要なツールとして、これからも多くの人々に役立つことでしょう。