杉本博昭さんが伝える「投げる力」と「休むことの重要性」
2025年4月26日、厚木市営南毛利スポーツセンターにて、元プロラグビー選手の杉本博昭さんを迎えた特別な教室が開催されました。これは、株式会社ベネクスと厚木市スポーツ協会が共同で推進したイベントで、地元の子どもたちを対象に「投げる」ことをテーマにした運動教室です。参加したのは、5歳から小学4年生までの約20名の子どもたちで、杉本さんから直接指導を受け、運動の楽しさを体感しました。
杉本博昭さんの経歴
杉本博昭さんは、1989年に大阪で生まれ、9歳からラグビーを始めました。彼はジャパンラグビーリーグワン1部の「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」でフッカーとして活躍し、特にスクラムやラインアウトでの重要な役割を担いました。2017年には副キャプテンに就任し、2022年には公式戦通算100キャップを達成し、チームを初優勝に導くなど輝かしい実績を持つアスリートです。2024年に現役を引退することを表明しました。
投げる力の重要性
近年、スポーツ庁が発表したデータによると、子どもたちのボールを投げる能力が低下傾向にあることが指摘されています。この現状に危機感を抱く杉本さんは、現役引退後も「投げるチカラ」を広めるべく、各地でセミナーや教室を開催しています。彼のもとで、子どもたちは「投げる」という行為を通じて運動の楽しさを学ぶだけでなく、成長や健康の重要性を理解していくのです。
教室の内容
イベントの最初では、杉本さんから投げる際の基本的なコツがレクチャーされました。その後、子どもたちは様々な大きさや重さのボールを使って投げる練習を行いました。最初は不安そうだった子どもたちも、杉本さんの指導のもと、すぐにボールをしっかりと投げられるようになりました。イベントの終盤では、杉本さんが休養の重要性についても話し、運動の後には体をゆるめることが次のパフォーマンス向上につながることを学びました。
「休むことは、次の挑戦に向けた準備でもある」と杉本さんは強調しました。今回の教室では、運動する楽しさと同時に休むことの重要性も伝えることができたのです。
ベネクスの取り組み
株式会社ベネクスは、「運動」「栄養」「休養」の三つの要素の中でも、特に「休養」に着目し、様々な商品やサービスを提供しています。彼らのコーポレートメッセージには「世界中で、休養の常識を変える。」とあり、健康のための新しい価値を提案しています。リカバリーウェアの販売を通じて、多くのアスリートと協力しながら、より良い商品の開発に努めています。
ベネクスは、参加者にVENEXオリジナルのリストバンドや「VITALISE GEL」といった協賛商品を提供し、実践的な優れた体験を与えることにも努めています。これにより、サポートの重要性と共に、参加者ひとりひとりの健康管理を促進しています。
結果と今後の展望
このイベントを通じて、杉本さんは「楽しく運動をすること」と「しっかりと休むこと」の両立の大切さを子どもたちに伝えました。運動能力を向上させるだけでなく、心身の健康をしっかりと支えることができるよう、ベネクスは今後も様々な活動を展開していく予定です。これからも杉本さんのようなアスリートが地域に根ざした活動を行うことで、未来を担う子どもたちに新しい価値を提供していくことでしょう。