エスポットの店舗DX推進
2023-07-04 06:00:01
静岡のスーパー「エスポット」がLINEアプリと連携し、店舗DXを推進!顧客体験向上へ実証実験開始
静岡のスーパー「エスポット」がLINEアプリと連携し、店舗DXを推進!顧客体験向上へ実証実験開始
静岡県を中心にスーパーマーケット「エスポット」などを展開する株式会社マキヤは、新たな顧客体験の提供と店舗DX(デジタルトランスフォーメーション)推進のため、eBASE株式会社と共同で実証実験を開始しました。この取り組みでは、eBASE社の提供するアプリ「e食住なび for DX」とLINEミニアプリを連携させ、「ESPOT商品検索」サービスを提供します。
実証実験の目的と背景
近年、オンラインショッピングの普及により、小売業界では店舗における顧客体験の向上が重要な課題となっています。加えて、新型コロナウイルス感染症の影響で顧客接点の強化も必要不可欠です。そこで、マキヤ社は、顧客満足度の向上とセルフ販売への対応強化を目的に、この実証実験に乗り出しました。
「e食住なび for DX」は、生活空間内のタッチポイントを最適化し、購買行動を促進するアプリです。今回の実証実験では、このアプリの機能をエスポットの商品に特化させ、LINEミニアプリと連携することで、消費者と店舗を繋ぐ新たな顧客体験を提供することを目指します。
「ESPOT商品検索」サービスの概要
「ESPOT商品検索」サービスは、静岡県と神奈川県に展開するエスポット全21店舗で2023年7月中旬から開始されました。このサービスでは、LINEミニアプリを通じて、約10万点のエスポット取扱商品を検索できます。フリーワード検索やカテゴリ検索に対応し、商品の詳細情報や最寄りの店舗の場所も確認可能です。さらに、商品に印字されたバーコードをスキャンして情報を取得する機能も備えています。多言語対応(日本語、英語、中国語、韓国語)により、インバウンド客にも対応できる点が特徴です。
サービスの特徴と今後の展開
「ESPOT商品検索」サービスは、以下の特徴を備えています。
約10万点の商品を網羅した豊富な検索機能
現在地からの最寄り店舗検索機能
バーコードスキャンによる商品情報検索機能
多言語対応(日本語、英語、中国語、韓国語)
今後の展開としては、実証実験で得られた知見を活かし、サービスの拡張を予定しています。具体的には、食料スーパー「POTATO」への展開、紙チラシとの連携、レコメンドサービスの導入などが検討されています。
LINEミニアプリを活用した顧客体験向上
LINEミニアプリは、アプリのダウンロードや会員登録が不要で、LINE上で様々なサービスを提供できるプラットフォームです。マキヤ社は、LINEミニアプリを活用することで、顧客への情報配信や販促活動の効率化を図り、より効果的な顧客エンゲージメントを目指しています。ユーザーの行動データの取得・活用は、ユーザーの許諾を得た上で実施されます。
まとめ
株式会社マキヤによる今回の実証実験は、小売業界における店舗DXの取り組みとして注目されます。LINEミニアプリと連携した「ESPOT商品検索」サービスは、顧客体験の向上に大きく貢献し、今後の小売業界におけるデジタル化の進展に影響を与える可能性を秘めています。
会社情報
- 会社名
-
eBASE株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市北区豊崎5丁目4-9商業第二ビル 10F
- 電話番号
-
06-6486-3955