辞書の進化を遊ぶ!三省堂の新カードゲームが登場
2025年9月26日、株式会社三省堂から新たな形での辞書の活用法が提案されました。新しいカードゲーム『三省堂国語辞典かるた昭和・平成編』と『三省堂国語辞典かるた令和編』が同時発売され、話題を呼んでいます。このゲームは、辞書に記載された言葉によって形成されており、遊びながら言語を学ぶ楽しさを提供します。
新しい形のかるたゲーム
『三省堂国語辞典かるた昭和・平成編』は、過去の辞書から消えた言葉を取り上げています。例えば「赤電車」「コギャル」や「MD」など、昭和・平成に広く使われた言葉が登場し、それが取り札としてゲームの中で使われます。このゲームを通じて、懐かしい言葉に触れることができ、プレイヤー同士の会話が弾むことでしょう。
一方で、『三省堂国語辞典かるた令和編』では、最近身近で耳にするようになった新しい言葉が取り上げられています。「いいね」や「バズる」、「ビャンビャン麺」などのトピックが満載で、現代の言葉の流れを楽しむことができる内容となっています。こうした新語が取り入れられたかるたでは、時代の変化を身近に感じられます。
ゲームの詳細情報
この新しいカードゲームは、3〜10人で楽しむことができ、所要時間は約20分。8歳以上からプレイでき、ファミリーや友人との交流を促進します。また、基本ルールに加えて繰り返し楽しめる「発展ルール」も用意されており、飽きることなく遊び続けることができます。
商品概要は以下の通りです:
- - 商品名: 三省堂国語辞典かるた昭和・平成編 / 三省堂国語辞典かるた令和編
- - 価格: 1,980円(本体1,800円+税)
- - 発売日: 2025年9月26日
- - 内容: 読み札50枚、取り札50枚、取扱説明書1枚
- - パッケージサイズ: 97.5mm×70mm×35mm
- - 商品重量: 188g
開発の背景
このカードゲームは、辞典の変更に伴い消えた言葉や、新たに追加された言葉に着目した結果誕生しました。「三省堂国語辞典 第八版」が2021年に出版された際には多くの語が削除されることがメディアで取り上げられました。この興味深い経緯を活かし、『三省堂国語辞典から消えたことば辞典』という書籍も刊行され、そこから50の言葉が選定されています。
また、令和編では、変化する言語の流れを感じることができる言葉が採用されており、辞書の新しい価値を見出すことができる作品です。実際に、辞書の内容を楽しむことができると同時に、言葉の大切さや変化を再認識することができるでしょう。
まとめ
『三省堂国語辞典かるた昭和・平成編』と『三省堂国語辞典かるた令和編』は、ただのゲームではなく、辞書の持つ知識や文化を体験できる素晴らしい教材ともなり得ます。家族や友人と一緒に楽しみながら、言葉に対する興味を深められる新しい遊び方を提供するこのカードゲーム、ぜひ気軽に手に取ってみてください。