電通、企業文化変革支援プログラム「Culture For Growth」提供開始 独自ツールで成長を促進

電通、企業文化変革支援プログラム「Culture For Growth」提供開始 - 独自ツールで成長を促進 -



株式会社電通は、顧客企業のビジネス成長を支援するため、独自のツールやフレームワークを活用した企業文化変革プログラム「Culture For Growth」の提供を開始しました。

近年、多くの企業が既存事業の変革や新規事業創出に取り組んでいますが、企業文化の課題によってなかなか成果が出ないケースが多いのが現状です。電通は、この課題解決に向けて、独自調査に基づいた診断ツールやフレームワークを開発し、企業文化の変革を支援します。

独自調査に基づいた診断ツールとフレームワーク

「Culture For Growth」は、2024年4月に実施された「企業変革のための企業文化に関する従業員意識調査」の結果を基に開発されました。この調査では、変革に取り組む企業に勤務する全国20~59歳の800人を対象に、企業文化に関する意識を調査しました。

調査結果に基づき、電通は以下のような独自ツールを開発しました。

カルチャー診断: 企業文化の現状を分析します。
人財診断: 従業員の能力やモチベーションを分析します。
* イノベーション成熟度診断: イノベーションを推進するための組織体制や文化を分析します。

さらに、企業文化の課題を抽出するためのフレームワーク「変革のための企業文化マップ」も開発されました。このマップは、企業文化を形成する7つの要因と、それらが複合的に生み出す12項目を特定し、企業文化の課題を可視化します。

従業員意識やビジョン、人事制度の変革を支援

「Culture For Growth」は、これらのツールとフレームワークを活用し、顧客企業とのディスカッションやヒアリングを通じて、企業文化変革のための具体的な方針やアクションプランを策定し、実施までサポートします。

企業文化は、単に歴史に育まれた従業員の意識ではなく、従業員意識、ビジョン、人事制度などの複合的な要因によって形成されます。電通は、この複合的な要因を分析し、能動的に企業文化を変革することで、顧客企業の組織活性化と事業成長に貢献していきます。

電通グループとの協業

本プログラムの開発・実施は、電通グループ各社(株式会社電通総研、株式会社電通コンサルティング)との協業によって推進されています。電通グループの知見やノウハウを結集することで、顧客企業へのより効果的な支援を実現します。

今後の展開

電通は、今後も独自のナレッジやノウハウ、クリエイティビティなどを生かして、顧客企業の企業文化変革を支援し、活力ある組織・企業づくりと事業成長に貢献していきます。

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