大阪・関西のスタートアップ育成プロジェクト「RISING!7.0」
2025年大阪・関西万博の開催を背景に、関西地域のスタートアップシーンへの注目が高まっています。そんな中、公益財団法人大阪産業局が新たに立ち上げたのが、スタートアップ発展支援プロジェクト『RISING!7.0』です。本プロジェクトでは、グローバルな市場での活躍を目指す企業を対象にした支援が行われます。
プロジェクトの概要
この『RISING!7.0』では、2025年9月から2026年2月までの支援期間中に選ばれたスタートアップ7社に対して、様々な支援が提供されます。具体的には、ネットワーク形成支援や、成功した先輩経営者によるメンタリング、さらには情報発信の機会が与えられ、事業の成長を後押しします。
利用できるプログラムの一環には、月に一度行われる個別指導があり、自社の課題に対して経験に基づいたアドバイスを受けることができます。また、起業家同士が互いのビジネスモデルを学び合うプレゼンや、大手企業との交流会も予定されており、相互理解を深める機会が設けられています。
支援対象企業と起業家
2023年7月時点での支援対象企業は以下の通りです:
- - あっと株式会社(大阪府大阪市中央区) - 武野 團 氏
- - アンフィニティ合同会社(大阪府大阪市中央区) - 新田 拓海 氏
- - エースポイントシステムズ株式会社(大阪府大阪市北区) - 清水 力渡 氏
- - 五條メディカル株式会社(奈良県橿原市) - 原田 杏子 氏
- - 株式会社トップコンサルティング(大阪府大阪市北区) - 三浦 健太郎 氏
- - 株式会社ナッセ(大阪府大阪市西区) - 足立 浩 氏
- - 株式会社ボッチ(大阪府大東市) - 吉田 翼 氏
プロジェクトの目標
本プロジェクトの目指すところは、支援対象企業のうち3社以上が2025年度内に上場、M&A、大企業との連携、さらには国際展開へと進むことです。また、3社以上が支援後3年以内に売上やユーザー数、雇用を大きく増加させることを重要視しています。これにより、関西地域のスタートアップエコシステムがさらに活性化されることが期待されています。
結語
『RISING!7.0』の成功に向けて、選ばれた企業たちは、後押しを受けながらグローバルな挑戦を行います。関西地域が未来のビジネスの舞台として輝くために、このプロジェクトが果たす役割は大きいと言えるでしょう。