高校生たちが考えた新施策がマインクラフトで結実！坂井市の活性化を目指す最終報告会

坂井市デジタル帰宅部最終報告会

福井県坂井市で開催される「デジタル帰宅部」の最終報告会が、2月9日（日曜日）に市役所にて行われます。参加するのは、市内の高校生たちで構成された約20名のメンバーで、彼らが地域のさらなる活性化を目指してマインクラフト上に構築した施策を坂井市長に直接報告します。

イベントの概要

当日は、プロマインクラフターで東京大学大学院客員研究員のタツナミシュウイチ氏や、坂井市エキサイト大使の福井のカズさんが臨席し、高校生たちの活動について講評を行います。本企画は、昨年度から始まった「坂井市デジタル帰宅部」の一環で、地域の名所をデジタル空間で再現し、活性化に向けたアイデアを話し合うものです。

デジタル帰宅部とは

「デジタル帰宅部」は、坂井市の観光名所である東尋坊、丸岡城、三国湊をテーマに、これらをマインクラフト上で再構築し、地域の魅力を引き出すための施策を考えるプロジェクトです。市政への反映を目指すこの取り組みは、アクセンチュア株式会社の支援を受けており、昨年度には25名の生徒が修了しました。高校生たちは、国際的視野を持つアクセンチュア社員との意見交換を通じて、実効性のある施策を生み出すための助言を受けています。

アナログ企画部

さらに、今年度は「アナログ企画部」として、昨年度の施策を現地で検証する活動も行いました。この部門のメンバーも報告会でその成果を発表し、地域活性化に向けた新しい視点を提供します。

壮大な自然と歴史的名所

坂井市には、越前加賀海岸国定公園をはじめとする自然美や歴史的名所が数多く存在します。特に、全長約1キロメートルにわたる断崖絶壁が魅力の東尋坊は、四季折々の風景を楽しむことができます。また、丸岡城や三国湊なども、地域の文化を感じさせてくれる重要な観光地です。

坂井市の食文化

地域活性化には、食文化の振興も欠かせません。福井県の冬の味覚「越前がに」は風味豊かで、毎年皇室に献上されています。他にも、甘えびや地元産の野菜など、特色ある地元のグルメを活かした施策の提案も期待されます。

この最終報告会は、地域の未来に繋がる重要なイベントであり、高校生たちがどのような創造力を発揮するのか、大いに注目されます。ぜひ、多くの方々に参加していただき、彼らの熱意を感じていただければ幸いです。