CQ(文化的知性)が拓く新たなリーダーシップ
現代のビジネス環境では、グローバル化や人材の多様性が加速しています。このような状況において、リーダーには異なる文化を理解し、効果的に協力できる能力、すなわちCQ(文化の知能指数)が求められています。
CQの重要性
CQは異文化理解力とも称され、企業が国際的に展開する際に欠かせない要素の一つです。特に、日本企業が海外に進出し、多様な文化を持つ人材と共に働く際には、この能力が極めて重要です。CQを高めることで、組織文化を経営戦略と効果的にリンクさせ、企業の競争力を向上させることが可能となります。
デイビッド・リバモア博士の来日記念講演会
2025年7月24日、東京国際文化会館で行われたリバモア博士の講演会では、CQに関する様々な知見が共有され、参加者は実践的な方法論を学びました。講演は彼自身の豊富な経験をもとに進められ、大学や企業、国際的な組織での事例を交えながら、文化的知性の概念を深く掘り下げました。
会場には100名以上の経営者や管理職が集まり、リバモア博士の指導の下、CQを活用したリーダーシップのあり方について活発な議論が交わされました。質疑応答の時間も設けられ、参加者は博士に直接質問をし、具体的なアドバイスを受ける貴重な機会となりました。
特別対談の内容
この対談はビジネス映像メディア「PIVOT」にて2025年9月10日から公開されており、プロデューサーの野島紗己子氏がインタビュアーを務めています。動画では、CQの重要性、CQの成長段階、心理的安全性、そしてリーダーシップの育成方法に関する詳細が語られています。具体的には、CQが高い場合や低い場合に組織で何が起こるのか、どのようにリーダーシップを育てていくべきかという点についても触れられています。
動画の目次
- - 00:00 ダイジェスト
- - 01:00 オープニング
- - 03:35 CQの重要性・CQとは何か?
- - 13:09 CQの高低別 起こること
- - 24:44 垂直・水平の多様性
- - 29:12 心理的安全性と知的誠実性
- - 37:02 リーダーシップの育て方
- - 41:17 エンディング・書籍紹介
この対談は、CQを高め、グローバルリーダーシップを実践していこうとするビジネスパーソンには必見です。知識と経験に基づいた具体的かつ実用的なアプローチが数多く紹介されています。
CQトレーニングについて
アイディール・リーダーズ株式会社では、CQに対する理解を深め、その重要性を認識するためのトレーニングやコンサルティングを行っています。組織文化の変革を目指し、リーダー層に向けたトレーニングを提供することで、企業の成長をサポートしています。
結論
文化的知性を高めることで、企業は多様性を受け入れ、持続的な成長を遂げることが可能になります。リバモア博士の講演や特別対談を通じて、その知識を広め、教育していくことが今後ますます重要な課題となるでしょう。