契約管理の新革命!ContractS CLMがAI-OCR機能を強化
ContractS株式会社が提供する契約ライフサイクルマネジメント(CLM)システム「ContractS CLM」が、新たにAI-OCR機能の拡張を行いました。このアップデートにより、企業は自社に最適な契約書台帳を自動で生成できるようになり、契約書のレビュー時には基本情報の手入力を大幅に削減できます。
AI-OCR機能とは何か?
「AI-OCR」とは、人工知能を活用して書類内の主要情報を自動的に読み取り、保存する技術です。これにより、契約書をアップロードするだけで、その内容が自動的にシステムに反映されます。この機能を使うことで、手作業での入力が必要なくなり、契約管理が格段に効率化します。
具体的に実現可能なこと
1. 手間の削減
手動でデータを入力することなく、契約書の主要情報が自動で契約管理台帳に追加されます。標準項目に加えて、企業独自の項目も自動で読み取ることができ、データの正確性が向上します。
読み取れる項目の例
- 契約日
- 契約期間
- 自動更新の有無
- 自動更新の拒絶期限
- 契約金額
- 当事者の情報
- 申請番号
- 借り入れの数
- 商品の種類
2. 移行のハードル低減
これまでは、契約管理システムが異なる場合、Excelファイルに記載したデータの移行時に手動で入力しなければならない項目がありました。しかし、この新機能を使えば、過去の契約書をアップロードするだけで、企業に合わせたデータが自動的に読み取られます。
開発背景と顧客の声
契約管理の自動化を進化させる中で、ユーザーから「読み取り項目を増やす」や「読み取りタイミングの選択」といった要望が寄せられました。これに応える形で、ContractSは多くの顧客の協力のもと、サンプル契約書を基に新機能の開発を進めてきました。
さらに、最新のAzure OpenAI Service提供のGPTモデルを再検討し、精度82.89%の高い正確さを持つ機能を実現しました。
ContractS CLMの全体像
ContractS CLMは、契約プロセスの最適化とライフサイクル管理を通じて、業務効率化と生産性向上を目指すシステムです。契約書の作成から締結、保管、ステータス管理まで、多岐にわたる業務を包括的に支援します。複雑な契約業務を煩わしさから解放し、スムーズに業務を進めることが可能です。
ContractS株式会社について
ContractSは「契約の力でビジネスの進化を加速させる」ことを企業の理念として掲げています。契約マネジメントシステム「ContractS CLM」を基に、関連システムとの連携を図り、企業における契約データを効率的に集約する仕組みを提供しています。
契約を通じて企業の健全な成長を実現し、持続可能なビジネス環境の構築に寄与しています。
会社概要
- - 会社名: ContractS株式会社
- - 本社所在地: 東京都港区南青山2-5-17 ポーラ青山ビルディング 13階
- - 設立日: 2017年3月31日
- - 事業内容: CLMシステム「ContractS CLM」の提供
- - URL: https://www.contracts.co.jp/