福岡工場の魅力
2021-09-28 09:00:04
関東製作所グループ福岡工場が大型量産体制を整備
福岡工場がもたらす新しい未来
関東製作所グループの福岡工場が、2021年に設立され、九州地区で新たな製造拠点としての役割を果たしています。この新工場の特徴として、大ロット射出製品の生産が可能になったことが挙げられます。工場の広さは約9,000坪、これを活用することで、従来の少量生産に加え、大規模な量産体制を整えています。
大型射出成形機の導入
福岡工場では、最新の大型射出成形機を導入しています。具体的には、1,800トン、850トン、450トンの成形機が揃い、効率的な生産が実現されます。また、日本全国への配送も可能で、需要に応じた迅速なサービスを提供します。これは、お客様にとって大きなメリットであり、業務の幅を広げることにもつながります。
エンプラへの対応
当工場が特に注目される点は、エンジニアリングプラスチック(エンプラ)の成形に対応できることです。電動式の成形機を用い、耐摩耗スクリューを採用しているため、ナイロンガラス入りの特殊環境下でも成形が可能です。エンプラはその高い耐久性や耐熱性から需要が高まりつつあり、今後の成長を見据えた製造体制を整えています。
大型金型の取り扱い
さらに、福岡工場には20トンのホイストや300トンのダイスポットマシン(テーブルサイズ3,500×2,500)の設備も完備されており、大型金型への対応力も強化されています。これにより、より複雑な製品の製造が可能となり、求められる品質を維持できます。
関東製作所グループの成り立ち
関東製作所は1948年に設立し、以来プラスチック用ブロー成形金型の製造を行ってきました。福岡工場の立ち上げにより、グループ全体で関東地区、東海地区、九州地区の三つのサービス拠点が整いました。これにより、顧客への迅速かつ効率的な対応が可能になっています。また、関東製作所単体で130名を超える人員を抱え、グループ全体では国内170名以上、海外を含めると260名にも上ります。
今後の展望
今後も関東製作所グループは、お客様のニーズに応え、安定した成長を遂げられるよう努力を続けていきます。福岡工場に期待される役割は大きく、九州地域だけでなく全国各地への製品供給が進むことが望まれます。特に、エンプラ成形においては今後ますます重要性が増すと考えられており、業界内での競争力を高める要素となっています。
この新たな製造拠点が、関東製作所グループのさらなる発展を促すことを期待しています。私たちのビジネスは進化し続け、それに伴いお客様の期待にも応えていきます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社関東製作所
- 住所
- 東京都江東区森下5丁目18番13号
- 電話番号
-
03-3631-6034