三毛猫ホームズの朗読劇
2025-01-24 23:06:39

赤川次郎の名作「三毛猫ホームズ」が音楽朗読劇に進化!

赤川次郎が手がけた「三毛猫ホームズ」シリーズが2025年1月に音楽朗読劇として初めて舞台に登場します。この作品は、1978年に第1作が刊行され、今や累計発行部数3000万部を超えるほどの人気を誇るミステリーシリーズです。

音楽朗読劇という新しい試みで、物語は1983年に発表された『三毛猫ホームズの騎士道』を基にしています。キャストが一人二役を演じる中で、主役の刑事・片山義太郎を演じるのは岡宮来夢。彼はこれまでのキャリアで『刀剣乱舞』や2024年の『ロミオ&ジュリエット』などでも知られる実力派です。片山が持つ優しさは、彼の歌声やセリフに自然に表れ、観客の心を掴みます。

一方で、猫のホームズを演じるのは水江建太。彼は「A3!」シリーズや「刀剣乱舞」でも活躍しており、猫であるホームズの心情を巧みに表現します。視覚的にも聴覚的にも楽しめる作品になること間違いなしです。

物語はドイツの古城を舞台に進行します。かつて永江一族の次男が妻の智美に無理やり購入させられた、約三億円もする城でさまざまな事件が巻き起こります。最初の衝撃的なシーンとして、智美が古城の処刑器具の前で何者かに押されてしまう場面からスタートします。このシーンは、朗読劇とは思えない臨場感で再現され、観客を釘付けにします。

キャストは、音楽朗読劇ならではのリアルな演技で物語を進めていく一方、ピアノやギターによる生演奏も作品に華を添えます。片山やホームズの会話や歌を通じて、二人の関係性が徐々に明らかにされ、観客もその物語に引き込まれます。特にホームズの歌声は片山には聞こえないが、観客にはしっかりと届けられる演出が特徴的です。

フィクションの中の「事件」が進行する一方で、永江家の人間関係の葛藤や疑念も交えられ、観る者に緊張感を持続させます。片山が家族旅行のようなこの旅行に「なぜ自分が呼ばれたのか」疑問に感じつつ、物語は進展します。永江和哉が「私の弟に殺されるかもしれない」と危惧するショッキングな台詞は、兄弟間の心理的な緊張感を醸し出します。

公演は大阪と東京で行われ、期間限定のスペシャルな舞台体験が待っています。ミステリーと音楽の融合を楽しむ機会をぜひお見逃しなく。

キャストやスタッフ、最終的な公演詳細については公式サイトやSNS情報をチェックしてください。音楽朗読劇「三毛猫ホームズ」の魅力が存分に引き出されたこの作品は、観る者に新たな感動を与えることでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
住所
東京都千代田区富士見二丁目13番3号
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。