新横浜で障害者アートの魅力を発信する展示会開催
2023年3月26日、生活協同組合パルシステム神奈川は、新横浜本部で初の障害者アート展示「パル・アート」の披露目会を行い、多くの来場者が参加しました。このイベントは、障害を持つアーティストたちの作品と触れ合う機会を提供し、地域の人々にその魅力を伝えることを目的としています。
「パル・アート」の基本理念
この展示は、パルシステム神奈川が掲げる2030年ビジョンの「だれもが認めあい、ともにいきる地域づくり」の一環であり、障害者への理解を深めることが求められています。披露目会では、神奈川県福祉子どもみらい局やアーティストの所属団体の関係者、さらにはパルシステムのスタッフも集まり、様々な意見や知見が交わされました。
アートは人と人とをつなげる力があります。パル・アートでは、リース契約を通じて3カ月ごとに作品を入れ替え、常に新しいアートを提供することで、アーティストとの交流を促進していく方針です。
障害者との新しい雇用の創出
リース代金は障害者雇用調整金を活用し、安定した雇用環境を提供します。パルシステム神奈川は、法定雇用率を上回る21人の障害者を雇用しており、その給付金を用いてアート展示の資金をふんだんに用意しています。また、アートの展示は地域の福祉団体と連携し、文化と雇用の両面での支援を行っていきます。
地域との連携で作られるアート
披露目会では、NPO法人ぷかぷかが制作した作品が展示されました。その中でも、アート屋わんどで活躍する平本吉胤さんと三好綾さんの作品は、地元の生活とつながりながら生まれた力作です。魚住佐恵さんは、彼らの作品が生活の中でのさまざまな貢献から生まれることを強調し、「それが幸せの源になる」と語りました。
また、アート作品を紹介する看板は、IKIIKIカンパニーの利用者によって製作され、地域資源の活用を促進しつつ、新たなアイデアの創出にもつながっています。
社会の理解と支援の重要性
パルシステム神奈川の藤田理事長は、展示の意義を述べつつ、関係者との連携を強化することの重要性を訴えました。「ともに生きる社会かながわ憲章」を掲げた神奈川県の政策とも連動しながら、今後もアーティストの社会参画を支える環境作りが期待されています。
また、福祉子どもみらい局の大野智信課長は、展示会の開催が事故の風化を防ぐための重要な一歩であるとし、共生社会の実現に向けた支援を呼びかけました。
未来へ向けた新たな一歩
「パル・アート」が開かれたことにより、地域の障害者アートが注目を集め、今後の展開に期待が寄せられています。ここでの交流を通じて、地域の人々が共に育む環境が生まれることを願ってやみません。
日々の生活の一部としてアートを楽しむことができる新たな仕組みを整え、パルシステム神奈川は今後も地域共生社会を導く存在であり続けることを目指しています。