レコーディング界の魔術師、オノ セイゲンのファーストアルバム再発イベント
日本の音楽業界が誇るエンジニアでありアーティスト、オノ セイゲンが待望のファーストアルバム『SEIGÉN』を再発することが決定しました。そして、これに伴い、ハイレゾ音源リリースやスペシャルイベントが目白押しです。
オノ セイゲンをご存じでしょうか。彼は、坂本龍一や渡辺貞夫など、日本人アーティストの音楽を長年にわたりサポートしてきた伝説的な音楽エンジニアです。さらに、オスカー・ピーターソンやキース・ジャレットといった国際的なアーティストとのコラボレーションも多く、彼の技術は世界中で評価されています。近年では、ハイレゾ音源やDSDフォーマットの専門家としても知られています。
彼のファーストアルバムである『SEIGÉN』は、1984年にJVCレーベルからリリースされたもので、オノにとっても特別な作品です。このアルバムの再発は、最新の技術でのリマスタリングを経て、6月9日に行われる予定です。
『SEIGÉN』には、1984年にリリースされた9曲に加えて、未発表の新曲「みなそそく」や、過去の24chアナログ・マルチテープから新しくリミックスされた「プライムタイム・モデル93」が収録されています。この再発にあたり、佐藤英輔が書いた15ページのライナーノートも付属しており、オノ・セイゲンの音楽的な旅を深く知ることができます。
また、ジャケット写真や映像作品も非常に魅力的で、特に当時の高音質メディアであったVHDディスクで販売された映像作品『Manhattan』との関わりがあります。マンハッタンの美しい映像に合わせた音楽は、都市の生命力と静寂を融合させる見事な表現となっています。このプロジェクトを振り返り、オノは「当時は24歳で若かったが、自由に制作できたことが今でも驚きです」と語っています。
さらに、ハイレゾ音源は6月22日からVICTOR STUDIO HD-Music.等で配信予定です。音質の違いを是非体感してみてください。リリース記念として、7月26日に東京・御茶ノ水のcafe104.5で、ミニライブ&トークセッションを開催します。このイベントでは、オノセイゲンがギターを演奏し、パール・アレキサンダーがコントラバスを担当します。また、オノと佐藤英輔によるトークセッションが行われ、彼の音楽の魅力について深く掘り下げます。この機会に、オノ セイゲンの音楽の世界に触れてみてはいかがでしょうか。
『SEIGÉN』作品概要
- - リリース日: 2016年6月8日(1984年の再発)
- - 品番: VICJ-61752
- - 価格: 3000円+税
- - 収録曲目:
1. マレット
2. マンハッタン
3. ウォーター・フロント
4. しかるにパート1
5. MODEL-93
6. 雲の速度
7. 5/8 RP
8. 水面上には
9. マンハッタン(ピアノ・ソロ)
10. みなそそく (Bonus Track)
11. プライムタイム・モデル 93 (Bonus Track)
ミニライブ&トークセッションの詳細は以下の通りです。
- - 開催日: 2016年7月26日
- - 会場: cafe104.5
- - 料金: 1,500円(1ドリンク含む)
- - アクセス: 新御茶ノ水駅から徒歩2分、他
オノ セイゲンの音楽の新たな旅に、ぜひ参加してください。