2025年卒の就職内定率は70％！学生の就活状況を徹底解析

2025年2月の調査結果によれば、25卒の大学生や大学院生の就職内定率は70％に達しました。この調査は、アイブリッジ株式会社が運営する「Freeasy」によって行われ、回答者は100人でした。調査期間は1月29日から2月5日までで、調査対象は大学4年生及び大学院2年生の男女です。

内定の有無

調査結果によると、現在企業から内定を得ている学生は全体の70％。残りの30％の学生は内定を持っていない状況です。特に、卒業までわずか数カ月のこの時期に、依然として内定が取れていない学生がいるのは意外な結果と言えるでしょう。この現象は「売り手市場」とされる現在の就職状況においても驚くべきものです。

就職活動の継続状況

続いて、内定がない学生がどのくらい就職活動を続けているかを調査した結果、22％が「はい」と答えました。つまり、内定を持っていない30％の学生の中で、就職活動を続けているのはその一部に過ぎません。残りの8％はすでに就職活動を停止していることが明らかになりました。

内定に対する満足度

すでに内定を持っている学生に対して、内定に対する満足度を尋ねたところ、約81％が「満足している」と回答。内定を獲得した学生の大部分が、企業からのオファーに満足していることがわかりました。しかし、全体の19％は何らかの理由で満足していないと回答しています。

満足度を下げる要因

内定に不満を感じている、または就職活動を継続している学生たちにその理由を尋ねたところ、主な原因は「待遇面に不満がある」「転職を見据えている」「業界や企業の将来性に不安がある」という意見が同率で挙げられました。その他の意見としては、単に「第一志望ではないから」という理由もありました。

就職の未来に向けて

今回の調査から、2025年卒業予定の学生たちが抱える就活環境の厳しさや、新卒入社後の離職率に関する懸念が浮き彫りになりました。新社会人が入社後すぐに退職することが社会問題化している中、内定の満足度が低いというのは大きな課題です。

最終的に見えるのは、内定を持っている学生たちの満足度が高い一方で、就職活動を続ける学生たちの厳しい現状です。今後も、株式会社Noah's arkは、新卒の就活に関する様々な視点でのアンケート調査を発表していく予定です。