NTT西日本島根支店が挑む地域課題解決プログラム
NTT西日本の島根支店が、地域の課題解決に向けて進めている新たなプログラムについて紹介します。このプログラムは、リディラバが提供するもので、出向者を含む社員の地域に対する愛着や関心を高め、地域課題解決の主体者としての素養を育成するために設計されています。
背景
島根県はNTT西日本の重要な営業拠点であり、地域のデジタル化において重要な役割を果たしています。しかし、支店には県外からの出向者が多く、地域への愛着や関心を育成する必要性がありました。このプログラムは、各社員が島根県の地域課題に対して深い理解を得ることを目的にしています。
プログラムの目的
今回のプログラムには二つの主要な目標があります。まず一つは、島根県の地域課題に対する関心と愛着を深めること。もう一つは、エリアを問わずに通用する地域課題解決の能力を身につけることです。このように、地域に対する愛着と課題解決能力の両方を育てることで、将来的にどの地域に異動しても活躍できる社員を育成することが期待されています。
プログラムの概要
プログラムは3日間にわたり、主に島根県の大田市で行われました。参加者は青年層から選ばれた社員16名で、現地のイノベーターとのフィールドワークや自治体との対話を通じて、新たな街づくりの提案を行いました。
DAY1: 課題の仮説設定
プログラム初日には、地域の関係者からのヒアリングを実施。さらに、温泉津地区のイノベーターと対話し、課題を設定するための情報を集めました。ここで学んだことは、地域が抱える現実的な問題を理解する鍵となります。
DAY2: 中山間部の体験
二日目は、中山間部でのフィールドワークを通じて、地域資源の管理方法について考察しました。この日は、竹林の整備や炭づくりなどの実践的な活動を通じて、地域の特性を体感し、問題解決に向けた頭を働かせる時間となりました。
DAY3: 最終提言
最終日には、学びや気づきを基に大田市に向けた最終提言を行いました。参加者のグループから4つの提案がなされ、実際に地域の行政と講評を交わしました。
このようにして、参加者は具体的な課題解決に向けて真剣に考え、提言を行いました。提案された内容には、地域通貨アプリの導入や、地元の子ども向けの職業体験プログラムなどが含まれていました。
評価と今後の展望
プログラムを経て、参加者たちの地域への愛着は大いに高まったことが報告されています。NTT西日本の松井氏は、社員が地域に対して愛着を持つことの重要性を強調し、今後もこのような取り組みを続けていく意義を述べました。
リディラバの研修を通じ、当事者として地域課題に関わる経験が重要視され、これが将来的なビジネスにつながる可能性を拓くことが期待されています。これらの取り組みは、地域社会との関わりを深め、より良い未来を築くための第一歩となるでしょう。