新たなチケット販売の未来を切り開く「MORE TIGET」の登場

株式会社grabssは、2024年9月2日から新しいチケット販売サービス「MORE TIGET」を開始することを発表しました。これまでのセルフサーブ型サービス「TIGET」の進化版であり、大規模イベントや複雑な販売設定に対応するために設計されています。

「TIGET」は2013年から多くのイベント主催者に利用されてきましたが、一部の大規模イベントでは、煩雑な在庫管理や抽選販売の設定が主催者に負担をかけていました。「MORE TIGET」では、この課題に対し、一貫したサポート体制を整え、イベント登録からチケット販売、さらには抽選、配席、売上精算まで、すべてを支援します。特にドーム公演や大規模な舞台、スポーツの指定席販売など、特別なニーズに応えられる柔軟なシステムを搭載しています。

この新サービスでは、イベント主催者がさまざまな販売方法に対応できる点が大きな魅力です。例えば、スポーツイベントにおいては購入者が希望する座席を選べる「座席選択」、演劇や舞台のように複数日程から希望順位を指定して抽選応募できる「希望順位抽選申込」など、多様な機能が追加されました。これにより、主催者は自分たちのイベントに最適な販売方法を選択でき、参加者にとっても利便性が向上します。

管理面でも「MORE TIGET」は充実しています。主催者の専用ページからは、チケットの販売状況や参加者リストをいつでも確認可能です。特に指定席販売では、リアルタイムで座席図上に販売状況を表示できるため、効率的な運営が実現します。こうした機能は、イベント主催者の業務効率化を促進し、収益の最大化を助けます。

grabssはこのサービスを通じて、エンターテインメントのデジタルトランスフォーメーション（DX）とイベント収益の向上を目指しています。また、同社は「MORE TIGET」の開発に伴い、エンターテインメントDXを推進する仲間を募集中です。興味のある方はgrabssの採用サイトをご覧ください。

「MORE TIGET」は、エンターテインメント業界に新しい風を吹き込み、イベント主催者が成功を収めるための強力なツールとなることが期待されています。今後の動向に注目が集まります。