クリーブランド氏再登板
2025-04-04 12:10:58
クリーブランドゴルフの創業者がアドバイザーに就任、ウエッジの新たな挑戦へ
クリーブランドゴルフに戻ったロジャー・クリーブランド氏
住友ゴムグループのDUNLOP SPORTS AMERICASが運営するクリーブランドゴルフが、創業者のロジャー・クリーブランド氏をアドバイザーとして迎え入れることを発表しました。これにより、同社はウエッジの最高品質の追求をさらに強化し、世界中のゴルファーに向けた製品開発に新たな息吹を吹き込むことを目指しています。
ロジャー・クリーブランド氏とは
ロジャー・クリーブランド氏がCleveland Classics Golf Companyを設立したのは1979年。初めての製品は有名なカラミティ・ジェーンパターのレプリカでした。精密な設計と高品質なものづくりへの情熱によって、クリーブランドゴルフは瞬く間にプロやアマチュアから信頼を集めるブランドへと成長しました。
さらに1980年代には、『ツアーアクション』シリーズというウエッジを開発します。このシリーズの中でも1988年に登場した『ツアーアクション588』ウエッジは、20年以上にわたって高い人気を誇るロングセラー商品となりました。このウエッジの設計は、現在のティアドロップ型ウエッジの原型を形成しており、ゴルフクラブデザインにおける革命とも言える存在です。
アドバイザー就任の意義
一時、クリーブランドゴルフを離れていたクリーブランド氏が、今回Founder & Advisorとして再び同社に戻ることは、多くのゴルファーにとって非常に喜ばしい出来事です。クリーブランド氏は「クリーブランドゴルフに戻ってくることは、私にとって特別な瞬間です。この会社は常に私の心にありました。革新と性能という偉大な伝統に再び貢献できることを嬉しく思います」と語っています。このような強い思いを持つ彼と共に、同社は新たな製品開発を進めていくことになります。
また、クリーブランドゴルフのマーケティング担当副社長、クリス・キルヒャー氏は、「ロジャーを再びファミリーに迎えることができて非常に嬉しいです。彼との協力は、単なる帰郷ではなく、ゴルフ界のアイコンと再び力を合わせる特別な瞬間です。ロジャーの経験とビジョンは計り知れない価値をもたらし、今後の新たな章を築くことを楽しみにしています」と述べています。
未来への展望
このように、クリーブランドゴルフは創業者を再び迎えることで、過去の栄光を取り戻すだけではなく、さらなる革新を目指す姿勢を明確にしています。新しい製品がどのように進化していくのか、今後の動向に注目が集まります。クリーブランドゴルフは、プロ・アマを問わず、全てのゴルファーに信頼され、愛され続けるブランドであり続けるために、たゆまぬ努力を重ねていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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住友ゴム工業株式会社
- 住所
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