マックイーン春夏コレクション
2024-09-29 16:42:51

マックイーンが贈る2025年春夏コレクション:夢幻と現実の交差

アレキサンダー・マックイーンは、2025年春夏コレクションを9月28日にパリで発表しました。このコレクションは、クリエイティブ・ディレクターショーン・マクギアーの個人的な物語と、ブランドの歴史を結びつけた重要な作品となっています。

マクギアーは、コレクションの中心となるテーマ「バンシー」を通じて、幼少期の思い出を反映させています。アイルランドの母から聞いた伝説の存在、バンシーは、今や彼にとって現実的で強力な象徴となりました。彼はバンシーを感情豊かで、率直な存在として描写し、観者に深い印象を与えます。

コレクションのデザインに目を向けると、シャープなテーラリングが特徴的です。英国スーツの伝統を覆すようなスタイルで、特徴的なTバーが際立つシルエットが印象的です。また、光を反射するような半透明のホワイトシルクシフォンを使用し、サンレイプリーツが施されています。シルククレポンやゴッサマーはギャザー加工され、ウールギャバジンに切り込まれることで、独特なテクスチャーを生み出しています。これらの素材は、洗練された輝きと繊細さを兼ね備えています。

さらに、伝統的なジャーミンストリートシャツを再解釈したデザインが目を引きます。流れるような襟とともに、コンパクトなコットンポプリンが使用され、細部にまでこだわった仕上がりとなっています。伝統的なチェック柄が新たなスケールで表現されており、英国の工場で織られたウールモヘアの清涼感が加わります。

カラーパレットには、アイボリー、シルバーグレー、ジェットブラックが基調となっていますが、薄明かりの色合いがアクセントとして使われ、燃えるようなイエローやオレンジが際立っています。これにより、見る者を惹きつける視覚的な魅力が生まれています。

注目すべきは、バンシーを象徴するオーガンザの房飾りです。ほつれやダメージ加工が施されたジョーゼットには、上質な銀糸で勇壮な刺繍が施され、体のラインに沿うように手縫いされたチェーン刺繍が軽やかさを演出します。全体を通して力強く、堂々とした姿が印象に残ります。

マックイーンの2025年春夏コレクションは、個人的な物語とブランドの豊かな歴史が融合した作品です。ショーン・マクギアーが提案する新たな視点が、ファッション界に新たな刺激をもたらすことでしょう。

詳細は、アレキサンダー・マックイーンの公式ウェブサイトやクライアントサービスまでお問い合わせください。0120-992-297で受け付けています。


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会社情報

会社名
株式会社ケリングジャパン アレキサンダー マックイーンディビジョン
住所
東京都渋谷区渋谷2-11-8大菅ビル4F
電話番号

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