沖縄の夜空の下で楽しむ環境配慮型ナイトジップラインの魅力

沖縄の新たなナイトアクティビティ、ナイトジップライン

沖縄に新たなナイトコンテンツが登場しました。その名も「ナイトジップライン」。この革新的なアトラクションは、沖縄JTB株式会社、株式会社humorous、そして沖縄どきどきツアーズの3社の共同企画で実現しました。沖縄の世界自然遺産、「やんばるの森」に隣接する「やんばるアドベンチャーフィールド」で、電力を使わない高輝度蓄光を活用した新しい体験が提供されます。

高輝度蓄光とは、光を吸収し、暗闇で自ら発光する素材のことです。通常の夜光とは異なり、蛍光灯や昼間の太陽光を吸収することで得られた光を、そのまま暗闇で放出します。この技術を用いることで、電力を使わずに幻想的な空間を生み出しました。

参加者の特別な体験

ナイトジップラインでは、参加者は夕方にジップライン4コースを楽しんだ後、コーヒー農園の散策を行います。日没後にはさらに2コースの滑走を行い、天候が良ければ星空の観賞もできます。夜間の滑走では、青白く幻想的に発光する蓄光素材に照らされたジップラインを滑り、星空の下を駆け抜ける特別な体験が待っています。夕暮れの森を滑走する爽快感と、夜のスリル感を二重に楽しむことができる贅沢な時間が過ごせます。

環境を考慮した取り組み

「ナイトジップライン」は、沖縄の自然環境に配慮した新しい試みでもあります。humorousが開発した「ナイトコンシェルジュ®」というプロジェクトの一環として、高輝度蓄光が活用されています。このプロジェクトは、避難標識等で使用されている蓄光素材を新しい形で利用し、星空鑑賞の妨げとなることのない暗さを特色としています。動物や植物にも無害であり、虫も寄せ付けないため、自然環境に優しい空間を演出しています。

沖縄JTBは、「沖縄と共に育とう」というSDGsの取り組みにも力を入れており、このジップライン企画もその一環です。夜の安全性とエンターテインメント性を兼ね備えた新しい観光スタイルを目指しており、地域の魅力をさらに引き出す努力を行っています。

詳細情報

この「ナイトジップライン」は、期間限定で開催されます。具体的な開催日は、7月8日から9月30日までの月、水、土曜日です。夕方の滑走に続いて農園を訪問し、夜間に再度滑走を行うという三つのアクティビティを組み合わせています。参加希望者は、身長120cm以上、体重25～100kgで、妊娠中や酒気帯びの方は参加できません。料金は、大人が7,500円（税込）、子供が6,500円（税込）です。

詳細や予約については、やんばるアドベンチャーフィールドの公式サイトや、沖縄JTBのホームページで確認できます。沖縄の美しい自然の中で、思い出に残る夜のジップライン体験をぜひお楽しみください！