岐阜県瑞浪市で開催！焼き物工場見学バスツアー「みずなみオープンファクトリー」

岐阜県瑞浪市にて、焼き物産地の魅力を体感できる工場見学バスツアー「みずなみオープンファクトリー」が開催されます。このイベントは、地域の焼き物産業に関する理解を深めることを目的に、一般の方々を対象とした初の試みです。参加者は11月5日から7日までの3日間のうち、選べる3つの異なるコースの中から希望するコースを選択し、各工場を見学します。参加者は、具体的な焼き物製作の流れや職人の思いを直接聞くことができる貴重な体験が可能です。

各コースは以下の内容で構成されています：

- 焼き物工場＆釉薬工場コース：11月5日（木）

- 訪問企業：山和陶業、ユーポーセレン、マスターズクラフト、玉川釉薬

- 焼き物＆絵付け工場コース：11月6日（金）

- 訪問企業：山善製陶所、セラム工芸、丸新製陶所、深山

- 焼き物＆タイル＆粘土工場コース：11月7日（土）

- 訪問企業：TNコーポレーション、白山陶料、ユーポーセレン、山和陶業

各コースは大人5,000円、学生4,000円、4歳以上小学生未満600円、1歳以上4歳未満300円の参加費が設定されています。料金にはランチ代が含まれ、各回の定員は25名です。集合場所は瑞浪駅の裏ロータリーで、名古屋駅からはJR中央線快速を利用することで約50分で到着します。

工場見学は、普段は見ることができない焼き物作りの現場を公開する取り組みで、来場者は職人の熱い思いや技術に触れることで、焼き物の魅力を実感できるエンターテイメントに心踊ります。オープンファクトリーは、来場者にとってモノづくりの価値や地域の魅力を知る貴重な機会であり、参加企業と来場者との関係構築が地域コミュニティの発展にも寄与していきます。

瑞浪市は、人口約39,000人の小さな町ですが、陶磁器の生産地として日本一を誇る美濃焼の中心に位置しています。当地では、安定した高品質の焼き物を国内外に提供するため、多くの工場が活躍しています。この町の焼き物づくりは自然素材である土を巧みに扱いながら行われ、その技術の高さは一目置かれています。今回のバスツアーを通して、焼き物の製造過程や地域の文化を多くの人に知ってもらい、瑞浪市の魅力を再発見するきっかけとなることを期待しています。

参加申し込みは10月末まで受け付けており、電話またはメールフォームを利用しての申し込みが可能です。興味のある方々はぜひ、瑞浪市の焼き物産地に足を運び、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか。