江崎グリコ×静岡大学、藤枝市で小学生向けプログラミング教室開催

江崎グリコと静岡大学のコラボイベント

江崎グリコ株式会社は、2025年6月21日（土）、静岡大学STEAM教育研究所と藤枝市の協力のもと、小学生向けのプログラミング体験「わくわく科学教室」を開催することを発表しました。このイベントは、藤枝市生涯学習センターで行われ、子どもたちが江崎グリコが開発したプログラミング教材アプリ「GLICODE®（グリコード）」を使い、楽しくプログラミングを学ぶ機会を提供します。

GLICODE®とは？

GLICODEは、江崎グリコの人気お菓子「ポッキー」を主題にした教育アプリです。子どもたちは、ポッキーを画面上で動かすことで、プログラミングの基礎概念「順次（SEQUENCE）」「繰り返し（LOOP）」「条件分岐（IF）」を視覚的かつ直感的に学ぶことができます。このアプリは、2016年にリリースされて以来、教育現場やワークショップで広く利用され続けており、多くの子どもたちに論理的思考を教える入り口として親しまれてきました。

プログラミング教育の重要性

2020年度から、日本の小学校においてプログラミング教育が必修化されるなど、STEAM教育の重要性が増しています。未来の時代を生き抜く子どもたちにとって、論理的思考力や創造力を早期に育むことは必須です。江崎グリコはこのニーズに応え、子どもたちに「食」と「遊び」を通じた新しい学びのスタイルを提供しています。

わくわく科学教室の実施概要

イベント情報

- イベント名：わくわく科学教室「おかしでプログラミング〜グリコードにちょうせんしよう！〜」
- 日時：2025年6月21日（土）10:00～11:30
- 場所：藤枝市生涯学習センター工芸室
- 対象：藤枝市内在住の小学3・4年生
- 内容：GLICODEアプリを使用し、プログラミング基礎体験
- 講師：江崎グリコ株式会社の社員
- 主催：藤枝市教育委員会生涯学習課
- 協力：静岡大学STEAM教育研究所、江崎グリコ株式会社

この「わくわく科学教室」は、藤枝市における小学生が科学に対する興味を持つことを目的に、毎年開催されています。子どもたちは、GLICODEを通じてプログラミングの楽しさを体現しながら、論理的思考力と創造力を育みます。

グリコードの教育的効果

GLICODEは、小学校低学年から中学年（5〜10歳）を対象に設計され、ICTをよく知らない子どもでも、保護者や教員と一緒に楽しく学べる配慮がされています。子どもたちは「お菓子を使って遊びながら学ぶ」という体験を通じて、より身近にプログラミングを感じることができるのです。このアプリは、学校や地域の教育イベント、さらには展示会などでも使われてきました。

GLICODE MAKER®の登場

2020年には、GLICODEの体験を更に深めるために、「GLICODE MAKER®」も登場しました。こちらは「自分でステージを作る」ということに重点を置いており、創造力を高める内容になっています。子どもたちは9×9のマスに様々な仕掛けを設置し、自分だけのオリジナルステージをデザインできます。また、自作のステージをQRコードやリンクで他者と共有することができ、創作の楽しさを広げることができます。

未来に向けた取り組み

江崎グリコは、「すこやかな毎日、ゆたかな人生」を実現するため、子どもたちの成長を応援する各種プログラムを展開していく方針です。今後も彼らは、大学や自治体、企業と連携し、より多様な教育支援を目指します。デジタル技術が進化する現代において、「考える力」「創造する力」「伝える力」は子どもたちに求められる重要なスキルとなります。GLICODEシリーズは、こうした力を自然に育むためのEdTech教材として、今後も教育の現場で重要な役割を果たしていくことでしょう。