神奈川県のビジネスアクセラレーターかながわ、二社による新たな健康支援サービスを発表

神奈川県のオープンイノベーション、二社協力で新しい健康支援を目指す

神奈川県が推進するオープンイノベーションプログラム「ビジネスアクセラレーターかながわ（BAK）」において、株式会社グリーンハウスとエグゼヴィータ株式会社の二社が新しい共同プロジェクトを立ち上げました。両社の力を合わせ、最新のウェアラブルデバイスと独自のAI技術を駆使し、個々の生活習慣を見える化して改善する新たなサービスの立ち上げを目指します。

プロジェクトの全容

このプロジェクトでは、エグゼヴィータが開発したセルフモニタリング技術を利用して、日々の行動や生活リズムを自動で記録することが可能となります。これにより、睡眠時間や運動頻度、食事の回数などをユーザーが手動で入力する必要がなくなり、よりリアルタイムで個別の情報を把握できるようになります。

記録されたデータは、AIによって解析され、ユーザー一人ひとりに最適な食習慣改善アドバイスが提供されます。これまでの習慣の見える化とAIによるデータ解析により、より効果的に健康的な生活へと導くことが期待されます。

ウェアラブルデバイスの利用

このサービスの核となるのは、ウェアラブルデバイスです。ユーザーはデバイスを装着することで、自分自身の行動を無意識のうちに記録し、スマホアプリを通じてそのデータを確認することができます。無意識の習慣が見える化されることで、ユーザーは自分自身の生活習慣を振り返るきっかけとなり、行動を見直すモチベーションを高めることができるでしょう。

健康経営の推進

本プロジェクトは、企業が健康経営に取り組む上でも重要な役割を果たすと考えられています。健康な人材を育成することで、企業全体の生産性向上につながり、ひいてはビジネスの成長を促進します。この活動を通じて、「AI健康コンシェルジュ」という新たなコンセプトを打ち出し、人々の健康意識を高めることを目指しています。

ビジネスアクセラレーターかながわとは

「ビジネスアクセラレーターかながわ」は、神奈川県内の大企業やベンチャー企業が連携し、新たなビジネスを創出するためのプログラムです。このプラットフォームを活用することで、参加企業は県からの支援を受けつつ、自社の技術やアイディアを実証する機会を得ることができます。プロジェクトの成果は2024年2月下旬に発表される予定です。