優秀な設計者を認定する制度
パナソニック ホームズ株式会社が2024年度の『エキスパートデザイナー』を選出したことが発表されました。この制度は、新築やリフォームにおいて優れた設計を行う担当者を認定するもので、今回で13年目を迎えます。選出されたのは新築部門から2名、リフォーム部門から2名です。
エキスパートデザイナーとは?
『エキスパートデザイナー』の認定は、毎年度行われています。応募者は所属部からの推薦を受け、専門的な研修を受け、その後スキルアセスメントを経て正式に認定されます。この制度は、優秀な設計スキルを持つ人材の育成を目的としており、現代の暮らしに合った魅力的な住まいの設計を目指しています。
変化する住まいのニーズ
新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増え、ライフスタイルや価値観も変わっています。このような状況下で、住宅に求められる機能やデザインのニーズも進化しています。たとえば、玄関近くに手洗いスペースを設けたり、在宅勤務に適したワークスペースを設置したりすることが求められています。そのため、設計者は従来のデザイン力だけでなく、顧客の要望を正確に引き出すヒアリング力や期待を超える提案力が必要です。
認定の流れと選出者
2024年度の選考は、新築部門とリフォーム部門に分かれて実施されました。新築部門では、研修と一次選考が2023年9月と12月に行われ、認定アセスメントが2025年2月に設定されています。リフォーム部門は2024年11月に研修を行い、認定アセスメントが実施されます。
今回選ばれたのは、以下の方々です:
- - 新築部門:安部将智(パナソニック ホームズ大分株式会社)、島田一将(パナソニック ホームズ株式会社)
- - リフォーム部門:安藤浩(パナソニック リフォーム株式会社)、兼原英司(パナソニック リフォーム株式会社)
理想の住まいへの取り組み
『エキスパートデザイナー』の資格を持つ設計者は、お客様の期待を超えるデザインを提供し、それぞれの暮らしの理想を実現していきます。また当社では、優れた設計事例を選出して表彰する『アーキテクト・オブ・ザ・イヤー』という制度も運営しており、設計担当者の意欲向上を図っています。このような取り組みを通じて、社員全体の設計スキルを向上させていくことが目標です。
このように、パナソニック ホームズの『エキスパートデザイナー』制度は、現代の住宅ニーズに応じた高品質な設計を生み出すための重要な仕組みとなっています。今後も、さらなる発展が期待されます。