外資系ベンダーのマーケティング課題を考えるウェビナー
外資系ベンダーにとって、マーケティング活動は単なる経費ではなく、「売上を生み出す仕掛け」としての重要性が増しています。マーケティング予算は本来、需要を創出し、市場での競争力を高めるために必要な投資です。しかし、実際の運用では理想と現実の間にギャップが存在します。
最近、開催されたウェビナー「外資系ベンダーのマーケティング活動の課題」では、このテーマについて深く掘り下げました。参加者は、マーケティング予算が思うように成果につながらない理由を理解し、その背景にはどのような要因があるのかを考える機会を得ました。
マーケティング予算が成果につながらない理由
まず、外資系ベンダーがマーケティング予算を効果的に活用できていない主な理由について触れます。多くの場合、マーケティング予算は、営業研修や啓発活動といった直接的な商談創出にはつながらない施策に流れていってしまうのです。これにより、せっかくの資金が本来の目的である需要の創出に使われない結果となります。
また、小規模な施策による結果検証の枠組みが整っていないことも課題です。マーケティング活動の効果を測るためには、しっかりとした評価基準が必要ですが、現状では多くの外資系ベンダーがそれを確立出来ていないのです。さらに、担当者のリソース不足も問題です。実行やフォローが不十分になると、マーケティング活動全体の効果が薄れてしまいます。
これらの課題は、多くの方が共感できるものであり、特に外資系ベンダーの参加者にとっては身近な問題でしょう。ウェビナーでは、こうした課題について率直な意見を交わし、参加者同士での情報共有が行われました。
具体的な解決の方向性を探る対談
本ウェビナーには、NetAppのマーケティングを担当する籾井氏及び外資ベンダーでの営業・マーケティング連携の経験を持つ中田氏(Team Taketombo代表)が登壇し、マジセミ代表の寺田との対談形式で進行されました。
彼らの対話では、マーケティング活動において現場が直面する課題を具体的に取り上げ、それに対する解決策や新しい考え方が提示されました。特に、マーケティング予算の使い方、効果測定に関する見直し、そしてリソースの最適化に関する知見が共有され、参加者は自社のマーケティング戦略に役立てるヒントを得ることができました。
これからのウェビナー
主催者のマジセミ株式会社は、今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを定期的に開催していく予定です。過去に行われたセミナーの公開資料や、現在募集中のセミナー情報は公式サイトで閲覧できます。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
ご連絡先
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