株式会社KUROMAKU、アフターブーケキャンドル事業をVision Platformに譲渡

株式会社KUROMAKU、アフターブーケキャンドル事業をVision Platformへ譲渡

株式会社KUROMAKUが展開するアフターブーケキャンドルブランド「bellbouquet（ベルブーケ）」が、株式会社Vision Platformに譲渡されたことが発表されました。この譲渡は、事業売却の前提で立ち上げられたプロジェクトであり、譲渡金額は数千万円とされているものの詳細は非公開とされています。

bellbouquet（ベルブーケ）とは

「bellbouquet」は、プロポーズや結婚式で贈られる花束を、オーダーメイドのキャンドルとして提供する専門ブランドです。2024年5月に設立され、立ち上げからの1年で大きな成果を上げています。特に、業界トップの年間売上6,000万円を達成し、ユーザーの間では「アフターブーケキャンドル」という新しい市場が形成されました。また、「アフターブーケ」と関連する検索結果にキャンドルが表示されるに至るなど、急速な成長を見せています。

売却の背景と目的

KUROMAKUの主な事業は、インフルエンサーのマネタイズ支援にあります。今回の売却は、インフルエンサー起点のブランド構築とその「出口戦略」に焦点をあて、KUROMAKUファンドを通じて持続可能な成長支援体制を整える一環として行われました。このファンドは、インフルエンサー支援、資金調達、マーケティング戦略を駆使し、投資から成長支援、そして事業売却に至るまでを包括的に行うことを目指しています。bellbouquetがこの全国展開の第一号案件となり、具体的な成果として実を結んだことは、KUROMAKUにとって重要なステップといえるでしょう。

譲渡先・Vision Platformについて

譲渡先のVision Platformは、自己資金を軸にM&Aを行う事業会社です。vision Platformによるbellbouquetの譲受は、短期的な利益を求めるのではなく、長期的視野でのブランド成長を重視していることが評価されています。また、現在の従業員が全員継続雇用されることも大きなポイントです。これにより、従業員たちが安心して新たなスタートを切ることができる環境が整います。

今後の展望

今後、bellbouquetはVision Platformの一員として事業を推進していきます。事業責任者であった渡邉志穂氏はKUROMAKUの役員職を退任し、Vision Platformの役員として新たな役割を果たすことになります。KUROMAKUは、引き続きファンドを通じて将来の有望な事業への投資や成長支援、出口戦略の設計に取り組み、インフルエンサー業界に新たなマネタイズモデルを創出する挑戦を続けます。