大阪・関西万博での木材環境フォーラムが開催されます

大阪・関西万博は、2025年に開催される国際的なイベントで、世界中から注目を集めています。この万博では、持続可能な開発をテーマに掲げ、環境に配慮した取り組みが進められています。その中でも重要な役割を果たすのが、使用される木材の選定です。2025年5月12日、一般社団法人緑の循環認証会議（SGEC/PEFCジャパン）が主催する国際フォーラムが、大阪国際交流センターにて開催されます。本フォーラムでは、万博のメイン施設「リング」などに使用される木材の環境配慮について、国内外の専門家が一堂に会して意見を交わします。

このフォーラムの目的は、PEFC（国際的森林認証制度）やSGEC（日本に特化した森林認証制度）に基づいて選定された木材が、万博の建物やパビリオンにどのように利用されるかを広く紹介することです。参加国はイタリア、インドネシア、トルコ、スペイン、デンマーク、タイなどの13名が参画し、リアルとオンラインの両方で参加可能です。

プログラムには、SGEC/PEFCジャパンの会長である前田直登氏からの挨拶を皮切りに、林野庁や木材産業に関わるゲストからの講演が続きます。特に注目すべきは、万博終了後の木材の活用方針に関するセッションで、持続可能な社会を目指すための具体的な方策が話し合われる予定です。

さらに、参加者全員による共同宣言が行われるなど、国際的な協力を促進する重要な機会となります。参加費は無料ですが、人数制限があるため、早めの申し込みが推奨されています。フォーラムの開催を通じて、万博における木材の持続可能な利用が一層注目を浴びることが期待されます。

今回のフォーラムは、環境問題や持続可能な開発に関心のある方々にとって、大変貴重な情報を得るまたとないチャンスとなることでしょう。万博の成功に向けて、世界中から集まる専門家とともに議論を交わし、未来へとつながる一歩を踏み出すことを目的としています。万博という巨大な舞台を利用して、私たちの森林をどのように守り、持続可能な方法で利用するのか、一緒に考えていきましょう。

参加をご希望の方は、事前に登録が必要です。詳細はウェブサイトをご覧ください。万博の一部として、この環境フォーラムが成功裏に展開されることを期待しています。

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