墨田区で繰り広げられる巨大紙相撲！文化とアートが融合した祭典のご紹介

墨田区で開催される「どんどこ！巨大紙相撲～北斎すみゆめ場所」

今年も墨田区でアートプロジェクト「隅田川森羅万象墨に夢」が展開され、その魅力的なイベント、KOSUGE1-16による「どんどこ！巨大紙相撲～北斎すみゆめ場所」が開催されます。このイベントは、子どもたちが手がけた巨大なダンボール力士たちが、トーナメント形式で戦うというユニークな企画です。昨年に引き続き、ますます多彩な力士たちが登場し、白熱の戦いが繰り広げられる予定です。

力士制作ワークショップ

このイベントの目玉である「巡業」では、墨田区内の4つの部屋で子どもたちと共に力士を制作します。東向島、東駒形、亀沢、キラキラ橘の各部屋から制作した力士たちは、身長180cm以上の巨大なダンボールで作られています。参加する子どもたちは、各自のアイデアを持ち寄り、個性豊かな力士を作り上げる過程を楽しむことができます。このように参加型の制作体験は、子どもたちにとって貴重な思い出となることでしょう。

本場所の開催

本場所は、12月に墨田区のすみだリバーサイドホールで開催され、制作チームが一丸となって作り上げた力士たちがトーナメント形式で戦います。勝ち上がるごとに番付が上がり、優勝者には晴れて横綱の名が与えられます。また、当日は地元で開催された「どんどこ！巨大紙相撲」の経験者たちが友情出演し、エキシビションマッチも行う予定です。

リモート参加の新しい試み

特筆すべきは、遠方からでも参加できる「電子どんどこ！」というWEBアプリの存在です。このアプリでは好きな力士を応援することができ、取組の様子はYouTubeライブで配信されます。参加者はスマホやパソコンから簡単に応援でき、さらにタップ一つで土俵のハンマーを動かす仕組みが楽しめます。これにより、現地にいない人でも手軽にイベントに参加し、迫力ある相撲の世界を体験できます。

文化を学ぶ機会

イベントでは、親方や来賓による解説が行われたり、相撲甚句や太鼓の演奏、地元タニマチからの懸賞品授与など、相撲文化にふれる機会も提供されます。これにより、参加者は単なる観客から、地元の文化を学び楽しむ一員としての役割を果たすことができるのです。

参加方法

参加したい方は、すみゆめの特集ページにアクセスし、好きな力士への投票や優勝力士の予想を行うことができます。また、人気投票で最多の支持を受けた力士はエキシビションマッチにも登場予定です。これに加え、優勝予想に当たった方には特別な賞が贈られます。

このように、「どんどこ！巨大紙相撲」はアートと文化が交差する新しい試みとして、墨田区の魅力を広げ続けています。ぜひ多くの方に足を運び、様々な体験を通じて地元文化に触れていただきたいです。