男女ともに充実度70%以上の管理職実態調査
株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント(以下、JAC)は、世界11カ国で人材紹介事業を展開しています。近年の職場環境の変化に伴い、管理職の充実度がどれほどかを把握するため、新たに「管理職実態調査」を実施しました。この調査の目的は、男女別に管理職の充実度を測定し、將来的な女性活躍推進への洞察を得ることです。
調査の背景
2023年度より、上場企業における人的資本の情報開示が義務付けられることとなった背景には、女性活躍へのより一層の注力が求められています。このような環境で、企業が適切な対策を講じられるよう、実態を明らかにする必要があります。
調査概要
この調査は、2024年11月6日から11月11日までの間に、インターネットを通じて行われました。対象者は従業員1,000人以上の企業に勤務する正社員で、調査の内容は以下の通りです:
- - 課長以上の管理職である20代から50代の男女500人
- - 20代・30代で管理職を目指す希望のある男女500人、またその非意向者500人
応募者数は合計1,500人にのぼります。調査結果は、当社の「JACリサーチ」サイトで詳細を公開しています。
充実度調査の結果
調査の結果、男女ともに70%以上もの人が管理職として充実感を感じていることが明らかになりました。この結果は、男女平等が進みつつある職場環境を示しています。しかし、一方で管理職に対する意欲や動機についての意識調査も行い、未だ課題が残る分野があることも示唆されました。
特に、20代や30代の若年層においては、管理職に対してあまり前向きではない意見も見受けられ、特に仕事とプライベートの両立や仕事のストレスを懸念する声が多く寄せられました。
今後の展望
JACは、この調査結果をもとに、企業側に向けた具体的な改善提案を行うことで、職場の環境改善を促進していきます。また、女性のキャリア支援に向けたイベントやセミナーの実施も予定しており、職場における男女バランスの改善につなげていく考えです。
まとめ
JACリクルートメントは、人材紹介事業を基本に、様々な調査を通じて得られた洞察を企業に届ける役割を果たしていきます。女性活躍推進の鍵は、調査による実態把握とその結果に基づく対策にあると考えています。
さらに詳しい調査結果や関連情報は、
JACリサーチサイトでご覧いただけます。