無電源スマホスピーカー「otom」の独自性
無電源で動作するスマホスピーカー「otom」が注目を集めています。この商品は、従来のスピーカーとは異なり、カスタマイズパーツを使用して、音やデザインを自分好みに調整できるのが特長です。開発の背景には、企業としての持続可能性を追求する思いがありました。
開発の背景
メーカーとして様々な部品を製造してきた株式会社シマワは、コロナウイルス流行の影響で先行きに不安を抱え、受託生産から自社商品へのシフトを決意しました。「良いものを長く使う文化を創りたい」という理念のもと、一般の消費者向けの商品を展開する考えが芽生えました。ここから、油圧部品をヒントにしたスピーカー「otom」が誕生しました。
「otom」のデザインと機能
「otom」は、音の流れをコントロールするために油圧部品の技術を応用しています。無電源で使える利便性を提供しつつ、ミニマルなデザインを持っており、特にアウトドアやオンライン会議など多面的なシーンでの利用が可能です。スピーカーの軽量感とともに、金属製のしっかりとした存在感が印象的です。
カスタマイズによる音楽体験
このスピーカーの最大の魅力は、カスタマイズパーツにあります。ユーザーは自分の選んだパーツを使ってスピーカーを組み立てることができ、音質やデザインを自由に調整して、自分だけのスピーカーに育てていくことが出来ます。まるでプラモデルを作るような感覚で、自分好みの音を演出できます。
将来の展望
シマワは「otom」のカスタマイズパーツを今後も増やすことを考えています。音の拡張性やデザイン性を追求した「FRONT」パーツや、機能性を高める「SIDE」パーツなど、ユーザーが楽しめる要素を詰め込んだ新しいオプションが提供される予定です。子供の頃のワクワク感を含んだ自分だけのスピーカーが生まれる日を楽しみにしています。
プロジェクト概要
この革新的なスピーカー「otom」は、2022年1月30日までクラウドファンディングでの募集が行われています。目標金額は200,000円であり、その達成が期待されています。リターンには、早期割引価格で、スピーカー本体やカスタムパーツが手に入る特典も用意されています。さらに詳細は、
こちらのページで確認できます。
会社概要
「otom」の開発を手掛ける株式会社シマワは、金属加工部品の専門商社として、昭和61年に設立されました。顧客のモノづくりに貢献することを理念として、今後も多様な製品を提供し続ける方針です。コロナ禍の影響を受けつつも、新しい挑戦として自社商品を展開する同社の姿勢は、次世代のモノづくりに向けた新たな一歩となると言えるでしょう。